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【阪神】マートン契約合意も「第５の助っ人」獲りにいく！

スポーツ報知11月27日(水)7時1分配信

　阪神は２６日、マット・マートン外野手（３２）と来季の契約を締結したと発表した。１年契約で年俸は３５０万ドル（約３億５０００万円）。メッセンジャーと新加入の守護神候補・呉昇桓（オ・スンファン）、４番候補のゴメスと合わせ、来季の外国人４選手が固まったが、球団首脳は「すぐにというわけではないが、育成のような形も含めて考えたい」と緊急事態を想定。「第５の助っ人」獲得の準備を進める方針を明かした。

　チームは現在、中日からＦＡ権を行使した中田賢の獲得に乗り出すと同時に、ＦＡ宣言した久保の残留交渉を進めている。スタンリッジの退団も決まり、両投手の去就次第では深刻な先発不足に陥りかねない。今年２月のキャンプでは台湾の奪三振王だったデサルボの入団テスト（不合格）を行ったように、今後も投手中心のリストアップを続け、あらゆる可能性を探る。

　来季で５年目のシーズンとなるマートンは契約に立ち会ったオマリー打撃コーチ補佐と会食し、早くも意見交換を行った。「再び阪神でプレーできることに大きな喜びがある。このチームで優勝を勝ち取りたい」と球団を通じてコメント。盤石の布陣は整ったが、危機管理だけは怠らない。