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時間が止まったような

2026年03月06日 00:28

時間が止まったような

永遠のような 期待に押しつぶされそう・・・その言葉が脳裏を駆け巡る
彼の腕が私の腰に回されたまま 彼の体温がブランケット越しにじんわりと伝わってくる 

遠くから聞こえる子どもたちの声も 木々の葉擦れの音も どこか非現実的に感じる 
まるで世界に二人きりみたいだ 彼の顔がゆっくりと近づいてくるのが分かった 

目を閉じたままでも分かる 彼の吐息が私の前髪を揺らす 心臓が肋骨を叩き破りそうな
勢いで脈打っている 期待と ほんの少しの恐れ「・・・いい?」掠れた声が耳元で囁かれた 

問いかけの意味は明白だ 私は息を詰めたまま 小さく顎を引く それだけで精一杯だった 
彼の手がそっと私の頬に触れた 温泉で温められた湯上がりのような 温かくて大きな手 

その手がゆっくりと角度を変えさせ そして・・・唇が重なる直前 彼のもう一方の手が
私のうなじを支えた それはまるで壊れ物を扱うように慎重で それでいて逃げ場を

与えない確かな強さがあった「ああ・・・♡」心の中でため息が漏れる 
これがずっと待ち望んでいた瞬間だったのか 柔らかな唇の感触 彼の匂い

ここまで読んでいただきありがとうございます

彼の腕にそっともたれかかると 彼の心臓の鼓動が制服越しに
伝わってくる「・・・なんだよ急に?」そう言いながらも彼の掌が優しく私の髪を撫でる 
その指先が耳に触れるたび背筋がゾクゾクする「別に・・・ただこうしたかっただけ♡」
「・・・そっか」沈黙の後 彼がゆっくりと私の肩に手を回してきた 触れ合った
場所から体温が溶け合うような不思議な感覚 彼の吐息が耳元で感じられて・・・
「・・・キスしようか?」その囁きが私の脳内ピンク色に染め上げた

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