出会い系の女131

次の朝、さっそく鈴木がきた。

キノーはおもしろかったな。

おまえ、あのデブとおまんこやったのか？

はい、

ギャハハハ

オレはドーもデブとはやる気が起きない。

あの女ナ、メールで処女だなんて言うから、ウソだろうって言ったら、

ホント、だって聞かないんでナ。

オイ、50で処女ってことはないだろ、いくらなんでも。

でも、それぞれのジジョーって、ありますから、一概には。

ソリャソーダが、それはビューキとかセンソーとか、ま、非常事態だろ。

フツーであれば、考えにくいわな。

それで、女ひでりのおまえに、あてがったという訳さ。

はい、ありがとうございます。


男は鈴木の手前、コー答えるほかなかった。

男は女ひでりどころか、女に忙殺されている、今、最もコーフクな男なのだ。
65にして男の大輪の華を存分に咲かせている。

2万円の女のあの鮮烈なショッキングピンクのおまんこの美しさに、カンドーしたからだ。

目の前にいる鈴木は、キライでなかったがなにかと苦手だった。
やっぱ、会社でのビジネス社会での落伍者と仕事ができる男、という落差からであろう。
仕事ができる、できたというプライドと誇りがあった、
もう一方は、仕事に対する引け目みたいな意識があった。

しかし、ビジネス社会の能力は、女に関してはまったく、カンケーネ。

ここのところを混濁しているから、女も男も、できない男をバカにしできる男に靡く。
結果、女にとって、何一つイイことはない。

コト女に関しては、
女と男の違いはまんこにチンポでない、
まんことチンポが違いだ、と思うかギリ、女自身も女を永遠に知ることができない。

女と男の違いはひとえに、繊細さ、心のナーブさである。
コレを理解するかぎり、
あの6340万色のハイビジョンの世界が女の世界であることがわかる。
あまりにも繊細かつナーブであるからこそ、女は、心の病の犠牲者にならざるを得ない。

ヒトが二足歩行に進化したことが、腰痛と自力で出産できなくなったように。

鈴木の女の理解はトーゼン、まんこにチンポ、である。
そこに、更に、5000年来続いている差別というアナが加わっている。
女は男の排泄の道具である、という、大日本帝国軍隊の従軍慰安婦である。
コレが男の大部分の意識を占めている。

女のおまんこに排泄はない、しかし、非力であるがゆえ、排泄が強要される。

2万円の女のあの美しいショッピングピンクの美しいおまんこにカンドーした男は、
美しいモノに、トーテー、糞尿を排泄するなんて、もってのほかである。

男が女の世界のあのハイビジョンの世界に導かれたのは当然である。

助けた亀に導かれて竜宮所、である。

女から差別と虐待を取り除けば、男はすべからく、
女の、あの、眼もきらめくばかりの輝かしい6340万色の
ハイビジョンの世界に連れて行かれるのである。

しかし、5000年来の差別と虐待は一朝一夕になくなるモノでない、
タダ、そこにカンドー、女にカンドーすることで例外が発生する。

鈴木と男は過去の遺物の男と未来の男が、一緒にいたことになる。

ハナシは噛み合う訳がない。

ましてや過去の遺物は、自信とプライドが尊大になっている。
未来の男は小心者である。

ショウーブはわかりきっているが、しかし、真実はソーでない。

ヒトのコーフクとは、おたがいに笑えあえることだ。
女と男の場合、笑い会える相手、異性が必要だ。
なら、男のコーフクとは女である。

おまんこが排泄であるかぎり、男にコーフクはない。


鈴木にコーフクはない、

男と女にあしたはない。



あの女と、1回くらいやってもイイかったんだが、ドーにもデブではなあ～

ま、そこで、女ひでりのおまえに、譲ったんだ、どーだ、ありがテーだろ。

鈴木は、恩着せがましく言った。

男は鈴木はキライでなかったが、ドーにも苦手だった。

鈴木は小心者のこの男をドーにもかまいたくなっている。

男は鈴木がキライでない理由は、腹が切れることだった。

ま、男らしいと言えば男らしいが、ヒトの過ちに目くじらを立てない。

しかし、そんなことは女にはカンケーネ。

良くも悪くも、昭和の男である。
昭和任侠伝である。


こんどは、もっと、マトモな女を紹介してやるぞ。

優越感に浸りながら、鈴木は帰った。

ふっう～

鈴木が来ると、いつも少し、疲れる。



そんなことより、さっそく、あした行くため、

男は決めなければならない。

ヒコーキか汽車か？

to be notto be

さんざん、迷った末、汽車で行くことにした。

女が途中まで迎える、といってるから、それなら、3時間短縮できる。

その足で温泉に女と泊まればイイ。

2万円の女から始まって、カラオケの女セフレの女トラウマの女、廃墟の女、
そして昨日の処女の女と、車で2時間から新幹線の日帰りである。

泊まりがけはない。

男はこの5年間、旅行はしたことない。
60過ぎてから、そんな気もなくなったし、遠方に出かける用事もなくなっている。
コレが30，40ならしょっちゅう遊びで出かけて、家にいることが珍しいくらいだが。

久々の泊まりがけで気がはやるのもある。

夕方女のところについて、女と一緒に温泉に入る。
考えただけで、青春だ。

女は美人ではないけれど、美人の部類に入る、
100％の客観的の美人は、苦手である。
気後れするからだ。

男は小学校中学校と、美人の女に話しかけたことはない、側に寄ってくるだけでも、
苦痛である。
美人とはそれほど男にストレスを与える。

じゃあ、ブスがイイかといえばソーではない。
違う意味でブスも男にストレスを与えるが。

一番心地いいのは、どこにでもいる女、である。
欲を言えば、ほんの少し、美人に偏倚してるホーがイイ。
コレがリソーである。

純情淫乱の女は、まだ、中身は知らないが、男の好みに美人に偏倚している。

問題なのは、
おまんこが理性であることだ。

フツーの女はおまんこもフツーであるが、
この女はソーでない。
フツーの女はフツーのおまんこであるから、あらかた、ケントーがつく。

しかし、理性のおまんこはケントーがつかない。
なにを言いだすのか、わかったもんじゃない。

ケントー外のことを言いだされたら、男はたちまち、パニックになるだろう。

土の中でおまんこしたいとか、木に登ってしたい、とか。

男がパニックになるとは、トラウマの女で味わった勃起不全にも考えられる。

そのための、鈴木にバカにされながらも、

あの、バイアグラ、であった。

理性のおまんこがどんなことを言いだそうとも、バイアグラがあると、
最悪の事態は避けられる。

やっぱ、鈴木のストレスに耐えて、バイアグラを準備したのは正解のように感じられた。


温泉で1泊、

純情淫乱の女と温泉宿でおまんこ、ここまではイイ、

誰でもがやる、フツーである。

ここまでは予定の行動である、

しかし、そのあとは、


パワースポトでするおまんこトは、ケントーがつかない。







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