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彼女がヘルス嬢だった(6)

2009年08月01日 00:42

妙な違和感を感じつつも三ヶ月が経つ。

お互いの生活が違うため、なかなか丸一日一緒に居れる事はなかったが
時間を見つけては外出した。
自分の友人にも彼女を合わせたり普通のカップルだったと思う。



ほどなくして彼女から、今のマッサージで働く前に五反田ヘルス
働いていた事を聞く。


ショックはなかった。なんとなく感じていた事だ。


店ではNo3。本番営業。その結果中絶。あっけらかんと話す。

「大事な人だから話すよ・・・」ではなく
「あたし普通の人とは違うのよ」「結構修羅場くぐってんのよ」と
武勇伝を語る。


ショックだった。


誤解のない様言っておくが、別に風俗嬢を否定する訳ではない。
むしろ尊敬している。

金銭の関係であるとは言え、仕事やプライベートでくやしい思いをした時、
つらい時にお相手をして貰って明日も頑張ろう!という活力を
何度も貰ったものだ。


彼女は、彼女はどうだったのだろう。
お店では、そんな風に思われる様に振舞っていたのかな。



答えは否、だろう。直感的にそう感じた。



部屋がホコリだらけの彼女
宗教にハマっている彼女
風邪をひいている自分を置いてさっさと帰ってしまった彼女
ぶくぶくと太るだけの彼女


努力もせず安易に結果だけを求めようとする怠け者。


今までの嫌な面が全て噴き出した。
自分の事を棚に上げ、結論を出してしまった。



「安っぽい女」だと。



最後へ続く。

このウラログへのコメント

  • ゆっき 2009年08月01日 09:25

    白雪さん

    コメント有難うございます。男の弱さやずるさなんかも書くと思いますが、全て実話ですので、また読んでくれると嬉しいです。

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