- 名前
- ゆっき
- 性別
- ♂
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 秋になっても性欲が止まりません。本当にたくさんHしたい。同じ気持ちの女性の方、良けれ...
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沖縄産のランパブ嬢(4)
2009年08月10日 21:51
朝までやっているこ洒落たイタリアンのお店で四人揃って飯を食べる。
喋るお友達と俺の友人。黙々と食べるだけで言葉を発しない彼女・・。
無理させたかな?の問いに「そんな事ないよ」の一言。
そしてまた食べ物に集中。
表情は終始無表情。
こりゃ不機嫌だわ。そんなに嫌だったかな。
「彼女ね、お客さんとは外で会わない主義なんだよ」お友達が言う。
やはりプロ。公私混同はしないという事か。
分かっていたが今までの全ては営業。心の中でがっくりする。
その反面、じゃあ俺が第一号?と我ながらポジティブ。
お友達のリードもあってか、少しずつ口を開く。
「彼女の本名変わっているんだよ」「言わないでよ」何ていうの知りたいな、の俺の問いに答えてくれた。
確か綾小路とか平等院とか昔の華族の様なご立派な名前。
ホントに本名?「見せてあげる」と免許証。確かにその通りの苗字。
年齢は業界には珍しくサバを読んでいない21歳。
本籍は沖縄ではなかったが既にどうでも良かった。
下の名前はありふれた名前だった。
・・・さらっと個人情報を見せてくれる彼女。警戒心はないのか。
その内、笑顔を見せてくれる様になった。ようやく普通にお喋り。
店を出て数分後、友人はお友達と消えていった。
俺は車だったため、酔い覚ましに彼女と二人で朝の町を散歩。
手を出す気にはならなかった。
そんなに軽くないよ、のオーラを感じたし、彼女の私服を見れただけでも嬉しかった。勇気がないとも言えるが。
「家知られたくないだろうから、車で近場まで送るよ。」
「いいよ始発動いているから。」
「遠慮しないで。貸しを作ったなんて思わないから。」
そんな会話をした様に思う。
車の中では他愛のない話。「友達と一緒に住んでいる」の一言が気になったが、男かどうかは聞かなかった。
10分程で目的地に着いた。
目的地に着くとありがとうとさっさと降りる彼女。
そのまま運転席側の窓に小さいシールを貼り付け、バイバイと手を振り去っていく。
何を貼り付けたのだろう?車から降りて確かめる。
それは彼女の笑顔が映っているプリクラだった。
続く。たぶん後5話位です。
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