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書籍:気遣いできる人は知っている! 会話のキホン

2015年11月13日 23:23

■気遣いできる人は知っている! 会話のキホン
■三上ナナエ(著)


相手への気遣いがあるかないかで、印象はだいぶ変わります。
悪気がなくても、相手の気分を害する言葉はあります。
そんなひと言を、ちょっと言い回しを変えるだけで、相手との関係は大きく変わります。
好感度をアップさせる大きなヒントが得られる一冊です。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。


●いつもにこやかに接してくれる人は、ある日なんだか素っ気なかったときがありました。
私は「気に障ること言ってしまったかな?」と思い、縮こまってうまく話せなくなってしまいました。
後日、その人はただ単に、プライベートでちょっと悩みがあるだけだった、ということがわかりました。
私が勝手に「気に障ることを言ってしまったのでは」と思い込んでいただけだったのです。
相手に笑顔がなかったりすると、つい「何か気に障ることを言ったかな?」とか「何か悪いことをしてしまったのだろうか?」と勝手に推測し、自分がドギマギしてしまうことがあります。
理由は、ただ単に相手が忙しかっただけなんてこともあります。
自分の思い込みであることは少なくないでしょう。
私自身もそのように思ったことがあります。
会話をしていて、ちょっと不安になってしまったときは、ひと呼吸おいて「思い込みフィルターがかかてないか?」と自分に問いかけてみましょう。

●一流販売員は絶対に「お似合いですね」と言わない
「お似合いですね」は、一見、お客様をほめて、お客様をいい気持ちにさせる言葉のようにも思えます。
しかし、試着しているお客様が「この洋服、かわいい」と思って試着してみたものの、「あれっ?意外といけてないかも」と心がざわついていたり、「イイかもしれない!でも、もうちょっと違うパターンも試したいな」と思っているかもしれません。
そんな状態で、いざ試着室から出たときに、店員の方から開口一番、「お似合いですね」とだけ言われると、本当に気に入っているとき以外は、「本当にそう思ってる?」と思ってしまいますよね。
しかし、「いかがですか?」という言葉ならどうでしょう?
「サイズはいいですけど、ちょっと私には色がきつく見えませんか」
「どういうふうに着こなすのが流行なのですか」
「着心地はいんだけど、何と合わせたらいいか迷うんですよね」
など、試着室で気になったことを、気がねなく店員の方に聞くことができ、モヤモヤとした思考や感情を整理し、決断につなげることができます。
自分がジャッジするという上から目線にならず、まずは相手の考え、背中を押してあげることに集中する。
声がけは「心のサポート」です。
相手の気持ちを勝手にジャッジするのではなく、質問してみる。
そこで出た言葉に対して応えていく。

●こちらから何か質問する場合は、間口の広い質問の仕方を意識してみましょう。
なぜなら、人によって答えたくない質問もあるので、あまりピンポイントな聞き方をしてしまうと、ちょっと気まずくなったりすることがあるからです。
「どんなお仕事ですか」より「何系の仕事ですか」
「ご結婚してるのですか」よりも「ご家族とお住まいですか」
などと、答えやすい聞き方をしてみるといいでしょう。
ほんの少しの言葉の違いですが、相手が答えを調べる配慮が伝わることが大事なポイントなのです。
そうすると「あっ、この人はこちらの気持ちを汲み取ってくれる人なんだな」と交換を身ってもらいやすくなるのです。

●「勘違いしてました」より「間違えました」
謝られる側としては、相手に「勘違いしていました」と言われると、相手が非を認めていないような、時には自分の言い方が悪いと言われているような気にさえなってしまう可能性があります。
一方、「間違えました」と言われると、相手が非を認め、自分に対して、しっかり謝罪をしてくれている感じが伝わってくるのです。
勘違いしていました」という言葉には、どこか「私は本当はわかっているんだけど、今はたまたまできなかっただけなので、私に対する評価を下げないでほしい」というニュアンスが含まれているのです。
それは相手には、どこかごまかそうとしているように映ってしまうことがあるのです。
ビジネス上ではもちろん間違えないように工夫しなければなりませんが、人間ですから、忘れてしまったり間違えることはあります。
しかし、そのときにどのように対応をするかによって、あなたに対する周囲の目が大きく変わります。
ちょっとしたごまかしが積み重なると、「この人はごまかす人だ」とか「いざというときに自分の非を認めず逃げる人だ」というレッテルを貼られてしまいます。
「ごめんなさい」
「忘れてました」
「間違えました」
素直に非を認めて謝る。
周囲は間違いなく信頼するようになります。

●「心配」という言葉は、時に相手の力を奪う言葉だったりもします。
それは、相手のことをなんとかよくしてあげたいという言葉だったとしても、「心配」という言葉によって、自分のことを肯定できなくなってしまうのです。
できていないことを心配するのではなく、できていることを認めてくれて、「だから私はあなたを信じているよ」ということが感じられる言葉を聞いたとき、何とも言えない力がわいてきます。
「心配」という言葉よりも、期待と信頼が伝わる言葉を使ったほうがいいでしょう。

このデジログへのコメント

  • SYUZO- 2015年11月14日 08:26

    言葉の使い方は
    ほんとに大変
    ( ̄▽ ̄;)


    永遠の課題です
    (;^_^A

  • なな♪ 2015年11月18日 14:38

    SYUZO-さん:ですね職場で特に言葉遣いとか失敗した~と思うときがあります(^^;)

  • なな♪ 2015年11月22日 18:11

    克己さん:そうですね。言葉の使い方って本当に難しいなと常々思いますよ~

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