引き分けでは・・・勝てない・・・

阪神、延長の末引き分け…横浜投手陣を攻略できず

サンケイスポーツ8月21日(日)22時15分配信
阪神、延長の末引き分け…横浜投手陣を攻略できず
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引き分けで延長戦を終え、タッチを交わす鳥谷ら阪神ナイン＝２１日、横浜（写真：サンケイスポーツ）
　（セ・リーグ、横浜１－１阪神＝延長十一回規定により引き分け、１６回戦、阪神８勝６敗２分、２１日、横浜）阪神は初回に鳥谷の適時打で幸先良く先制。しかし七回、先発・メッセンジャーが押し出し四球を与え同点に追いつかれると、その後は打線にあと１本が出ず試合は引き分けに終わった。

　前夜の勢いを引き継ぐように、先手を奪った。勝負強さが光る鳥谷が、雨で湿った横浜の空気を切り裂いた。一回だ。先頭のマートンが、二塁へのボテボテのゴロに全力疾走。内野安打を奪うと、虎の得点パターンが見事に決まった。平野が犠打で送った一死二塁から、鳥谷が快音を響かせた。

　「初回に１、２番が作ったチャンスで、３番として仕事ができて、それで先制できたのは良かった」。横浜先発・三浦のスライダーをジャストミート。右前へライナーではじき返すタイムリーで１点を先制した。虎の選手会長が、４試合連続安打＆３戦連続打点となる一打で先手を奪った。

　しかし以降は横浜投手陣の前に沈黙。二回から十一回まで散発５安打で、スコアボードには０が並んだ。投げては先発のメッセンジャーが七回、連打から満塁とし、下園に押し出し四球を与え同点とした。残された満塁のピンチは渡辺が脱し、八回以降を榎田－藤川－福原－小嶋と繋ぎ無失点で切り抜けた。