貯金なかなか出来ない

小林宏と藤川が崩れ…阪神まさかの逆転サヨナラ負け

産経新聞8月3日(水)23時23分配信
小林宏と藤川が崩れ…阪神まさかの逆転サヨナラ負け
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九回、巨人・古城にサヨナラとなる右本塁打を打たれた阪神・藤川＝３日、東京ドーム（川口良介撮影）（写真：産経新聞）
　（セ・リーグ、巨人３ｘ－２阪神、１４回戦、阪神８勝６敗、３日、東京ドーム）まさかの結末だった。２－２の九回、阪神ベンチが迷わず送り出した藤川が先頭の古城に１４５キロ直球を右翼席に運ばれ、あっさりサヨナラ負け。「打たれたところは甘かったし、真芯でとらえられた。負けました」。今季初黒星に右腕はがっくり肩を落とした。

　七回に代打桧山の適時打で勝ち越しと、中盤まで流れをつかんでいた。しかし、八回に登板した小林宏が高橋由に２試合連続となるソロを被弾。本塁打が出やすいとされる東京ドームで最も気をつけるべき長打で流れを奪い返された。

　不振の久保田、疲労が蓄積している榎田が２軍で再調整中で、八、九回を任される小林宏、藤川への負担は大きくなっている。それでも小林宏は開幕当初に比べ安定感を増しており、藤川も３１試合の登板で防御率０点台と期待に十分応える成績。真弓監督が「たまにはそういうこともある」とかばうのも本音だろう。

　またも一日で借金生活に逆戻りとなったが、「明日からしっかりやるだけ」という藤川の言葉を信じ、仕切り直していくしかない。（藤原翔）