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虎の七回は絶好調Ｗ左腕・榎田＆小嶋！

サンケイスポーツ8月16日(火)7時51分配信
　七回はダブル左腕や！！　阪神のダブルセットアッパープランが１５日、浮上した。山口高志投手コーチ（６１）が“七回の男”について言及。好調の榎田大樹（２５）、小嶋達也（２５）の両左腕を使い分ける考えを明かした。

　“ＥＫＫ”、はたまた“ＫＫＫ”か。勝利の方程式で欠けていたワンピースに榎田＆小嶋が指名された。山口投手コーチが、小林宏、球児につなぐ２人を、流動的に起用することを明かした。

　「（七、八、九回について）『あの並びがいいんじゃないか』と監督もいっている。八、九回は監督が決めていることだし。（七回は榎田、小嶋を）入れ替えたり、休ませたりもできる」

　ブルペンを預かる山口コーチがダブル左腕投入計画を披露した。

　最後の２イニングは“ＫＫ”で固定。久保田が不調で２軍調整中のため、その前をどうするか、が注目だった。

　前日１４日のヤクルト戦（神宮）は七回を榎田が任された。疲労回復のためファームにいたため１４試合ぶりのマウンドとなったが、１回３三振。小嶋も７日のヤクルト戦（京セラＤ）で六回無死満塁から登板し、無失点に抑えるなど、存在感をアピールしている。勝利の方程式において、七回はこの２人。ともに左腕だが、状況に応じて使い分けるという算段だ。

　榎田は午前中に帰阪し、英気を養った。「どの回で投げても関係ないですよ。（任された）そこを抑えるだけだと思っています」。前夜はこれまでほとんど使ってこなかったフォークを投げて、０封だったことには「ある程度、しっかり投げられる感じは前よりもあります。変化も大きく、結果もよかったので」。鳴尾浜で出直しをはかっているときに習得した新兵器が今後のさらなる武器になるはずだ。

　「（球児のイニングまたぎは）当分ない。球児とコバ（小林宏）は１イニング。他は状況で」とは山口コーチ。“七回の男”は榎田＆小嶋で…。小林宏、球児へ二人三脚でタスキをつなぐ。

最終更新:8月16日(火)7時51分

サンケイスポーツ