関本さすがぁ～

阪神、代打・関本の一振りで投手戦制す！

サンケイスポーツ8月5日(金)20時51分配信
阪神、代打・関本の一振りで投手戦制す！
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７回、先制適時二塁打を放つ阪神・関本＝京セラドーム（写真：サンケイスポーツ）
（セ・リーグ、阪神２－１ヤクルト、６回戦、阪神４勝２敗、５日、京セラドーム）阪神・久保、ヤクルト・村中の両先発が好投、ともに無得点で進んだ試合は七回、阪神が代打・関本の適時適時二塁打で均衡を破るとそのまま逃げ切り、２－１でヤクルトを下した。


　重苦しい展開を、関本が打ち破った。首位を走るヤクルトとの直接対決。前日４日に敗れ、３位に後退した虎に、関本が勢いを与えた。

　０－０で迎えた七回だ。先頭の鳥谷がヤクルト先発・村中の初球をとらえ、右前へポトリと落とした。新井が右飛に倒れた後、ブラゼルが粘りの一打。フルカウントからの７球目を右前へ。金本が三飛に倒れ二死一、三塁、「代打・関本」のコールに、大歓声が起こった。

　村中の投じた初球だ。１３６キロの直球を右翼線へ鋭く弾き返した。右翼・バレンティンが打球処理にてこずる間に三塁へ。１点が重い展開で、２点を先制。チームに大きなアドバンテージをもたらし、「必死のパッチです」と、お決まりのフレーズで締めた。

　五回までにわずか２安打だけに封じ込められた。二回一死からブラゼルがチーム初ヒットとなる右前打を放ったが、後が続けない。四回にベンチ前で円陣を組み、和田打撃コーチが打線の尻をたたき、五回二死から浅井が遊撃への内野安打を放ったものの、続く藤井のバットが空転。試合が進むにつれて、重苦しいムードになっていた。

　４日の試合中に体調不良を訴えたマートンが、この日は球場に姿を見せなかった。大阪市内の病院で検査を受けた。特に異常は認められなかったが、そのまま休養。窮地に追い込まれかけた虎を、関本が一振りで救い出した。


」