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今日から江戸で大暴れ!

2011年08月02日 08:09

阪神能見→スタン→岩田で巨人3連倒や!

サンケイスポーツ8月2日(火)7時51分配信
 阪神能見篤史投手(32)が、2日の巨人戦東京D)に先発する。1日、甲子園で調整した能見ジェイソン・スタンリッジ投手(32)、岩田稔投手(27)は、狭いドームでの本塁打封じに自信をみせた。今季の被本塁打が4本でリーグ最少のスタンリッジ&岩田、同5本の能見大砲そろいの巨人を押さえ込む。

 狭い東京ドームで、相手は長距離砲そろい。ならば、試合の焦点はおのずと見えてくる。最も注意すべきは一発。虎の先発3枚の考えは同じだ。先陣を切る能見は、迷わず宣言した。

 「一発を警戒? うん。やることをしっかりやって、チームが勝てるようにするだけ。あとは何も言えませんよ」

 7月3日の横浜戦(甲子園)以降、3試合白星がない。ここまで4勝7敗と黒星が先行。自身を戒めるように、余計な言葉は閉じこめた。それでも、唯一具体的に話したポイントは明確だ。

 東京ドーム本塁打が出やすいのは周知の事実。5位に低迷する巨人といえど、やはり打線は怖い。坂本ラミレス阿部、新4番の長野大砲が名を連ねる。失投を防ぐことがより重要になってくる。

 ただ、能見をはじめ、スタンリッジ、岩田と続く3連戦の先発陣なら大丈夫だ。いずれも防御率3点以下。リーグ屈指の安定感を誇るメンバーには、注目すべき数字がある。ここまで岩田とスタンリッジの被本塁打は4本。規定投球回に達している投手の中でリーグ最少だ。能見も5本と続いている。特に、岩田は最近の登板7試合で本塁打を許していない。

 岩田は「たまたまです。僕は速球派でもないので、低めに集めないと」と謙遜する一方で、自覚も十分。「(東京Dでは)もっと低めに投げないと」。本来の投球をすれば、3連勝もグッと近づくはずだ。

 3人は甲子園投手指名練習に参加。蒸し暑い外野を走り込んから、長期ロードへ出発した。

 能見が「(死のロードは)昔の話でしょ。なら(北海道が本拠地の)日本ハムはどうなるんですか。どんなことにも対応していかないとね」と話せば、岩田も「ロードでも1試合、1試合頑張るだけです」と締めた。

 ペナントの行方を占う8月のスタート。虎が誇る主戦トリオなら十分に託せる。ドームに“花火大会”はいらない。

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