ヒラリー来日を考える

アメリカ軍の高官、福島原発の事故への対応について・・・
「毎日、無人偵察機を原発周辺の上空に飛ばして放射線量の計測などを続けており、そこで得た情報は日本政府に提供するとともに、関係各国とも共有化を進めている」(http://bit.ly/fDxkEV) (http://bit.ly/gYvydA)

あくまでも今進めていて、既に共有化しているとは言っていない。
我々国民にはその本当の情報を、今もこれからも絶対に教えない。
愚民がパニックを起こし、怪我でもすれば申し訳ないから、ですよね。
何とご親切なことか。
これでまた一つ、アメリカに弱みを握られた。

都合の悪いデーターは、アメリカに頼んで握り潰して貰う。
その交換条件・・・岡田幹事長が１３日に言い出したTPP批准。


何の為にヒラリーが今この時に来るのか？
収束する方法を既に知っているアメリカにとって、原発など心配していない。
訪問の目的は原発ではなく、表に出すデーターと、隠す数値の打ち合わせをする代わりにTPPを迫るため。
そして、アメリカ国債の売却を抑え、持ち続けさせ、もっと買わせるため。

アメリカの３月の財政収支は１６兆円の赤字で、過去２番目の大幅な赤字。
総額で１２００兆円にもなるアメリカ連邦債務、１２年間でその内３３０兆円を減らすとオバマが１３日に言い出した。
(http://bit.ly/hvXl6T)
これだけの負債が毎月増え続けるアメリカ、日本以上に破綻しており、いつデフォルト（借金が返せなくなること）に陥ってもおかしくない。
それを回避する為には、日本の下支えが不可欠。



いよいよ小沢さんが表立って動き出しました。
統一地方選後半の２４日までの会談を菅総理に申し込む。(http://bit.ly/gIScrR)
例え菅さんが会わなくても倒閣に進みそうで、加藤クーデターと同じ構図。
この非常事態にも拘らず、動く方が得策と考えるほど確かに今の政権は酷すぎる。

衆議院で自民党が不信任決議を出せば、総辞職か解散になる。
アメリカの後ろ盾を得ても、今回はこけにされた官僚たちが菅さんを嫌っている。
プライドだけはすこぶる高い菅さんなので、不信任決議を避け両院議員総会で代表を決める。
復興管理内閣になり、どっちつかずの原口さんとアメリカの推す岡田さんの争いかな？
岡田さんは選挙の責任を取っておらず、ＴＰＰ(http://kyoka55.blog102.fc2.com/blog-entry-1105.html)も反対が多いので辛い。

ヒラリーが菅・岡田以外の誰に会うかで、アメリカがこれをどうするかが分かる。
財政改善が今のアメリカにとっては緊急の大課題。
今年度の予算が揉めに揉め(http://bit.ly/ehxiei)、連邦政府の全ての機関・窓口が止まってしまう間際に何とか妥協した。
その為には、日本の金を奪い取るＴＰＰに参加させるのが何より不可欠。
アメリカの財政を助ける為、それでなくとも最悪の日本の財政がこれで完全に破綻する。
そんなＴＰＰに参加してまで岡田さんがなりたいのが、日本の総理という魅力ある中間管理職。
(http://kyoka55.blog102.fc2.com/blog-entry-1051.html)


脅してお願いをする、これが外交。
国の利益の為には、他国のことなど金輪際考えもしない。
国の汚さとは、東京電力が赤ん坊に見えるほど桁が違う。