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二つの生き残り-2

2011年04月03日 01:14

二つの生き残り-2

一昨日の菅さんの会見、原発による電力政策を変えると言っている。
しかし、エネルギー担当で内閣府参与になった経産省事務次官の望月晴文さんは、原発を推進して来た張本人。
これでどうして変えられるのか。

これだけの事故を起こし、原発をずっと進めて来た経産省の責任はないのか、追求しないのか。
官僚・省庁が間違いを犯す訳がない、そういう事なのか。
国民の殆どがその様に考えているのか。

CO2を出さない点で原発は間違っていなかった。
想定外津波の所為で、政府には責任がないと言っている。
起こった事をとやかく言っても仕方がないですが、パニックが起きるという理由で放射線量の正しい情報を流さない。
屋内待機にし、そこに住む人達を見殺しにするのか。
そしてみなさん協力しましょう、と。
それでもなお、菅さん市民派などと言うのか。


今回この大惨事が起こっても、懲りない面々はこれまでと同じ事をする。
今まで通りの権力と金を守るため、自国の利益を他国に売り渡し、東電を初め大きな会社を守り、官僚権力を増し続ける。
これほど極端な政府など、世界では珍しい。
アメリカでさえこれ程では無く、独裁国家中国と変わらない。
同じ敗戦国のドイツでは出来、我々の国では出来ない。

統一地方選挙後に、自公との連立があると昨年暮れに予想しました。
菅さんが生き残れる方法はこれしかない、そう考えただけです。
自民党との連立がこんな形で成立しそうとは、私には全く予想出来ませんでした。
しかし、これが歴史の流れなのでしょう。


財務省が嫌がっても、10兆円以上の「復興国債」が発行されます。
これを買い取るのは郵貯銀行を中心にした銀行です。
何も銀行自身が買うのではなく、我々の無いに等しい低金利の預貯金を使って買い取る。
せっせと国にお金を貸しているは私たち国民

官僚たちにとって無能総理ほど扱い易い。
その為、一日も長く菅さんに続けて欲しいのか。
そんな菅さんに「愚民」扱いを我々はされ続けるのか。
結局はただ総理を続ける為だけに、官僚の言いなりになるのか。

そして財務省の言いなりで、「復興国債」の交換条件である「復興税」と言う名の消費税増税をする。
その何割が本来の目的に使われるのか、半分なのか、三割なのか。

清水国明
http://amba.to/hXuHfb

https://www.youtube.com/watch?v=70ZHQ--cK40

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