- 名前
- 京介
- 性別
- ♂
- 年齢
- 72歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- 青森生まれで京都育ち。 今は横浜です。 スキーとスノーボードの先生もしていました。 ...
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3-人生って、不思議なものですね
2012年10月21日 11:56
https://www.youtube.com/watch?v=X96sdKIxbdc
母は神戸で何百年も続く寺の娘です。
プライドの高さは私には異常に感じる人ですね。
何故、その母が置屋と料亭の女将になったのか。
今88歳になった母は、今も正直にその理由を教えてくれません。
「愛政」と言う置屋の常連だった僧侶でもある母の父、娘が三人居るから養女に出した。
ただ簡単に話が付いたのではないかと私は考えています。
70年もの昔のこと、今とは全く世の中が違うのでは、と。
母は今もその父が憎いらしい。
人生って、不思議なものですね。
お茶・お花は名取りで、着物の着付けはプロ並み。
でっぷりとよく太っていましたが、ストレスの塊だったのでしょう。
寺の娘でチヤホヤされて育った彼女、高校を出るや水商売の所に養女に行く。
余りの違いに面食らったことでしょう。
然も祖母は厳しい何てものではなかった。
40年も前に亡くなった祖母を、未だに母は憎んでいます。
その祖母は質素を絵に描いた様な人で、料亭の大女将なのに普段は客に出す贅沢な食事など味見以外一切摂らなかった。
富山から一人京都に来て、舞妓から芸者になり店の旦那から権利を買い取った。
祇園広しと言えども、そう何人も居なかった筈。
お金儲けは素晴らしく巧かった。
私は祖母から商売の基本を、父からは会社経営の全て教わった。
何年経とうが、昔も今も全く基本は変わらない。
一度入れたお金は出さない事。
一番お金が掛かるのは三度の食事。
高い料理も質素な食事も変わりなく、逆に質素な食事は体にいい。
欲しい物は高いものを買い、幾ら安くても直ぐに必要のないものは絶対に買わない。
などなど、色んなことを教えて貰った。
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