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触れるか、触れないか ― ほどける境界②
2026年03月18日 01:33
第ニ回 ― 接触 ―
ついに、ゆうの指先が、逡巡を終えて私の核心にある「熱」へと辿り着く。
触れたのか、それとも熱気が溶け合っただけなのか。
その曖昧な境界線が消えた瞬間、肺からすべての空気が弾き出された。
それは「痛み」に似た、あまりに鮮烈な覚醒だった。
単なる接触ではない。
その一点から放射状に広がる波紋は、私のすべての神経を捉え、視界を白く染め上げていく。
「ゆう、くん、そこ……だめ……っ」
声が漏れるたび、ゆうの唇に微かな微笑みが浮かんだ。
そう言いながら、私はもう逃げるつもりなどなかった。
否定の言葉は、熱い密度で彼の指先に吸い付く身体の反応にかき消されていった。
指がわずかに沈み込み、私という器の最深部をなぞるたび、
私の身体は小さく震えた。
その震えが、また彼の指を引き寄せる。
逃げようとしているのか、迎え入れようとしているのか、
触れられているのは皮膚のはずなのに、震えているのはもっと深い、自分でも触れたことのない場所。
自分でも分からないまま、私はただその感触に身を委ねていた。
ふと視線を上げると、ゆうがじっと私を見つめていた。
熱に浮かされる私の瞳を、彼は射抜くような、けれどすべてを慈しみ、赦すような深い眼差しで受け止めている。
その瞳に映る自分を見たとき、私はもう、何も隠す必要がないことを悟った。
彼の指が、私という命を奏でるその確かな「重み」の中で、私はようやく、自分を縛っていたすべての呪縛から解き放たれていった。




このウラログへのコメント
すごい
> すみれさん
コメントありがとうございます。
私にも「story」って書けますかね?・・・英語でならいけるかな?
ちなみに私は「小説」という中国由来の侮蔑語が嫌いです。
> phallusさん
もうすでにご自身の中に“story”はある気がします。
英語の方が、その感覚をより自然に表現できるのかもしれませんね。
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