- 名前
- ジョシュア
- 性別
- ♀
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 気持ちヨイコトだいすき♪ 背が高くて若々しい人(175~, ~40)に惹かれます。 ...
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冬の彼方へーーー女と男2
2015年03月01日 03:55
『あ、美紅さん!あ…資料室でファイル見つけてきたんで…。
サンプルも一応見ようかと思って…。」
咲紀は特に慌てることもなく、手には確かにファイルを持ってそう美紅に言った。
『よかったね、早く見つかったんだ、ありがとう…」
美紅も平静を保って咲紀に向かって微笑んではみたが、
内心はさっきの商談室の事が気になってしまっていた。
残業で残っている女性は美紅と咲紀だけ…
さっきの声が咲紀のものなら、男の声は誰だったんだろう…。
美紅は思い切って聞いてみた…
「男の人はミーティングでもあったのかな?
商談室のドアの音が聞こえたみたいだったから…」
「そう言えば…誰かが通路歩いていく後ろ姿見ましたけど
誰かはわからなかったなぁ…暗かったですし…」
しれっとして咲紀は言ってのけた。
「そっか。でもまあ何か用事だったんだろうね。
それより私もう終わりそうだけど、咲紀ちゃんはどう?
終われそう?」
「私資料をデータ拾い出ししてからと思うんで、あとちょっとだけ、
残っていいですか?あ、もちろん、美紅さんはもう終わるんですよね?
大丈夫ですよ、私もすぐ終わるつもりなんで、先に上がってくださっていいですよ…!」
咲紀がそう言うので、美紅はそろそろ切り上げることにした。
「じゃあ、咲紀ちゃん、私机に戻って片付けて帰ろうかな…
ここの消灯だけお願いしてもいいかな?」
「わかりました!消しておきますね!じゃあ私あと少し見てから机に戻ります…
ここでの挨拶で申し訳ないですけど…お疲れさまでした…!」
咲紀が明るく言う。
「ありがとう、じゃあお願いするね…!よろしく!お先に失礼するね…!」
そう言い残して美紅はサンプルルームを後にした
机に戻るとチームの男性陣はほぼ揃っていた。田村以外は…。
このウラログへのコメント
咲紀の相手は誰だったんでしょう?
気になります。
誰にしようかな~!?
ちょっと迷い中(^^;;
みんな会社をホテルがわりにしてますね。((((;゜Д゜)))
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