- 名前
- ジョシュア
- 性別
- ♀
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 気持ちヨイコトだいすき♪ 背が高くて若々しい人(175~, ~40)に惹かれます。 ...
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冬の彼方へーーー女と男1
2015年02月28日 04:00
ある日のこと…美紅はまた少し残業をすることになった。
残業ばかり…という人間では美紅はない。
むしろ手際良く仕事をこなすタイプだ。
そこに美紅のクールさの評価がある。
2月、如月の月に入ってからは仕事も落ち着いていたのだが、
この日はあるクライアントのため、印刷サンプルを急遽揃えることになったのだ。
何時もの如くチーム作業の為、この日ばかりはチームのメンバーほとんどが社に残っている。
美紅は同じフロアのサンプルルームに、
咲紀は資料室に、それぞれ散らばっていた…はずだった。
サンプルルームには出入り口が2ヶ所有る。
オフィスから通じるドアと、商談室へ通じる通路側のドア。
美紅はオフィス側から入りサンプルをピックアップしていた。
静かな空間である。
サンプルを揃えているうち、美紅は何やら商談室の方から物音が聞こえて来るのに気づいた。
商談室側のドアが開いていた。
この時間…7時…男性陣がミーティングでもしているかと思っていると、
聞こえて来るのはどうやら違う声のようだ…
美紅は思わず手を止めて耳を澄ました…
『ああっ…ああっ…いい…も…っと…もっと…』
確かにそう聞こえた…女性の声に混じり時折、
『んっ…あっ…ああ。ああ…』と男性とも聞こえる低い声がする…
そして衣服の擦れるような音や椅子のカタカタいうような音…
何だろう?誰が商談室に?
そして声は一段と大きくなったかと思うと急に途絶えたのだ…
しばらくして…カチャ…パタン…
ドアの閉まる音がしたかと思うと…
商談室側から咲紀がサンプルルームに入ってきたのだ…。
『咲紀ちゃん…」
このウラログへのコメント
おや?
新しい展開ですね。
面白くなってきましたね。((((;゜Д゜)))起承転結の転ですね。
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