デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

出会い系の女157

2013年09月16日 14:52

もりさんと次の日、お昼に改札口で待ち合わせた。

改札口で待っていると、向こうから歩いてくるのが一目でわかる。

やっぱ、マタニテイルックは定番なヨーだ、黒が一番無難だ。黒はドーゆーワケか、
細く見せる。光を吸収するからだ。

もちろん、ヒールはムリがある。

ごめんなさあ~い、

まったあ?


いいえ、今着いたばかりです。

男は15分前からいた。男はたいがいこーゆー。

もりさんは息を切らせ、額から少し光るモノがあった、
胸は上下に大きく揺れてた。

しかし、上半身シッカリ、あの迫力ある大腿と脹ら脛が支えてる。、

もりさんは何かにつけて、胸も、ケツも、足も、迫力がある。

コレは好みの分かれるところだが、
カワイイ系ごのみの男であれば、捨てセリフもんだろー。

男は、しかし、女のキャパは通常より、広い。
この男を基準にすると、世の男の好みは間違うだろう。


もりさんは、丸い目がクルクル回る、しごく快活だ。
初対面と違って、愛嬌がイイ、
女とは、男とまんこすれば、打って変わる。
いきなり、恋人に豹変する。

もりさんは、さあっと、男の手をつないだ。

鈴木なら、すぐに、振り払うだろう。

男はそのままにして歩いた。

男は、スターバックスでなく、ボックス席のある喫茶店を探した。

ムカシの繁栄を極めた喫茶店は、没落種になっている。
しかし、ないわけでない、ひっそり静かに佇んでいる。

男は、ムカシ、大学で上京したとき、ハジメテ連れて行かれたとこは、
歌声喫茶だった。
新宿のどこかにあったが、入ってビックリした、み~んな、
楽しソーに、肩を組んで立ちながら、歌っている。
腰を抜かすほどビックリした。

もっとビックリしたのは、歌が、ドーゆーワケか、ロシア民謡ばかりだったことだ。

次に連れて行かれたのは、コレも新宿かどこかにあったジャズ喫茶だった。
音響にもかかわらず、みんな、したり顔で、イチゴも発せず、床を向いていた。
コレも異様に写った。

歌声喫茶は、すぐに廃れたが、ジャズ喫茶はしぶとく残ったヨーだ。

古き昭和である。

少し歩くと、古い喫茶店があった、ボックスで少し薄暗い。

ソー言えば、純喫茶とゆーものもあった、
男は中学のとき、よくセンセから、不純異性交際はダメよ、、とゆーコトをいわれた。
声を張り上げてゆーのはたいがい、女のセンセだった。

むかし、死んだ女房に不純異性交際といったら、顔を赤らめたことがあった。

純喫茶と不純異性交際、男は、いつもコレには笑ってしまう。

歌声喫茶と同じヨーに上京したとき、ドーハ喫茶にも連れて行かれた。
も、コレは、薄暗いとゆーより、暗い。
ボックス席で、なにかうごめいている、
時間が経つと、眼が慣れてくるから、おおよそわかるヨーにナル。

女と男キスをしている、ボックス席がゼ~ンブが、ソーだった。
コレにはビックリした、先輩と一緒に、みていた。
キスで終わる訳ナイから、
みてると、だんだん、胸をこじ開けて、おっぱいを吸ってるヤツまでいる。

おまんこしたかドーかはそこまで見届けてなかったが、あんがい、
やっていたかも。


もりさんと、薄暗いボックス席に着くと、ヘンなことを思い出してしまった。

しかし、今では、夢のまた夢である。

コーユーボックス席の喫茶店はムカシから続いているものだから、椅子やテーブルが古い。
ソファーなどは破れてるモノもある。


もりさん、なにかたべますか?

は、じゃあ、サンドイッチでも、

はい、

コーユーところは、ウエイトレスなんて、も、いない。
だいたい、奥さんと亭主がやっている。
年配の奥さんとおぼしき女が注文取りに来た。

男は注文した。


もりさんは言った、

もー、さそってくれないとばかりおもってたわよ~、

だって、もりさん、キレーですから、

キャハハッハ、

女はいきなり笑いこけた。
テーブルとソファーが揺れた。
男はコーユーところが、気にいってル。

あなただけよ、でも、うれしいわ~、

もりさん?

はい?

なにやってるんですか?

なににみえる?

さあ~、

ピアノ教師よ、

すごい、

わたしも、できるかな

むり、

えっ?

むりよ。

音は出るけど、曲にはならないわ、きゃは。


こんなコト聞いて失礼かもしれませんが、

いいわ、

独身ですよね、

きゃっは、好きで独身じゃないワ、

そ、そーですね。

わたしみたいに50で独身女なんて、多くないけど、いっぱいいいるわ。

でもね、ショジョかドーか知らないけど、たいがい、セックスは諦めてるわ。

こーゆーのってね、芸術家目指していたヒトに多いの。

わたしもね、声楽家目指してたわ、20代は夢に膨らんでね、ドイツまで留学してね、
練習したわ。
親は、も、カネのダシまくりよ。家、一軒分、キャッハ。
親二人は教師でね、だから、わたしは勉強できたのよ。

でもね、ステージに立てるのってね、ほんの一握りなの。
も、それこそ3才から、よ。
あの世界ってね、努力もソーだけど、天才が要求されるのよ。
天才を、後は磨くだけなの、コレがあの世界の努力なのよ。

わたしイ、中途半端にサイノーあっただけ。
なければ、大学のときにわかるからね、ムダな、努力しないわ。
諦めきれないから、ドンドン、深みにはまっちゃうの。

まるで、ワルイ男に引っかかった恋愛ね、きゃっは。

ソーなのよ、芸術ってね、恋愛とまったく同じなの。

気がついたらね、処女の50女よ、おもしろいでしょ。

芸術家とゆーよりゲイノーの世界はね、師匠やセンセがカラダ要求するでしょ、
テレビに出してもらえるわ。
残念ながら、わたし、お呼びがかからなかっただけよ。きゃは、
お呼びがかかったら、もちろん、まかしたわ。

でもね、天才ってそんなにいないのよ。
彼らはね、センセや師匠に媚びないのよ、
反対なの、センセや師匠が媚びるのよ。
だから、セックスがほしって言えば、センセや師匠が用意するのよ。

わたしは、誰からも用意されなかったわ。きゃあ。


やっと、ヤリタイさんのおかげで、日の目を見たわ。

あっら、ごめんなさい、あんぽんたんさんだったわね。

もりさんは、一気に身の上を話した。

しかし、迫力あるカラダとヒトのよさソーな円いお目々が、微塵も卑屈さがナイ。
やっぱ、この女も、品がいいのだろう。
二親がもりさんのために、財産を傾けるほどのカネを使って好きなことをさせてくれた。

わたしね、弟がいるの、奥さん子ども二人いるわ。親とは別よ。

親はね、地方の在所で、二人で老人ホームに入ってるわ。シアワセよ。

だからね、わたし、月に1回、顔出すの、85過ぎてね、アルツでよくわからないわ。
わかろートわかるまいと、わたしがわかるから大丈夫よ。

あなたと最高にキモチイイセックスしてね、わかったの、

やっぱ、子どもってあったホーがイイなってね。

セックスするまでわからなかったわ。


ソーじゃないワ、老後のためほしいってのって、エゴでしょ。

ソーじゃなく、こんな、最高にキモチイイおまんこで生まれてくる子どもは、

最高にシアワセなんじゃないかなって、きしたの。


男は、おもわず、さけんだ。


もりさん、すごい。

そーなんです、わたしも、ソー思ってたんです。

今、もりさんのコトバで、はっきりわかりました。

女と男が、最高にキモチイイおまんこするから、子どもは、シアワセになるんです。

老後のためにお子どもを作っちゃイケないんです。

だって、子ども子どもの人生があるんですものね。


なんだか、奥の深いハナシになってしまった。


親にできることは、子どもが成長するお手伝いだけですよね。

わたしも、子どもはいないのです。

あっら、たやまさん、こどもいないの?

はい、

じゃあ、わたしと同じね~、

じゃあ、キモチイイおまんこして、つくる?

はい、

でも、わたし、もうすぐ生理終わるわよ。

まだ、間に合いますよ、

きゃっは、かりにね、できたとしても、最高齢出産になるわ。

ムリね、

それは、今までの、もっと言えば、ムカシのヨーな考えですと、ソーなりますね。

受胎して妊娠すれば、切開すればいいんです。

もりさんの膣から取り出すのはムリです。

なあ~るほど~、

子どもが、うまくいって成人して働けるヨーにナルまで、ま、25までメンドーみればいいんですから、
もりさんは75ですね。

わたしはくたばってるでしょ、

うまくいけば、よいよいで生きながらえてるかもしれませんからね。


ハナシが、どんどん、ヘンな方向に進んでいる。

しかし、当人にとってはヘンなハナシどころじゃナイ、

夢と希望がある、これ以上のマットーなハナシはない。

このウラログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

ぱすかる

  • メールを送信する
<2013年09月>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30