- 名前
- taichi
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 正直若いころに比べて女性にに対してもSEX対しても臆病になっているところがあります。...
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koe
2011年07月20日 09:11
彼女が右手で自分の乳・房を握りつぶしていた。
小さな掌からはみ出した膨らみが美里を刺激する。
蠢く左手がストライプのパジャマに波を作っていた。
うっとりとした瞳が美里を見つめている。
まるで誘っているようだった。
(気持ち良さそう・・・)
「下も脱いで・・・」
携帯が命じる。
「はい・・・」
美里は股間と乳房に置いた両手でパジャマのズボンを降ろし始めた。
(あれ・・・?)
無意識のうちに乳・房を弄っていた自分に気がついた。
俯いてみると左の乳・房が赤く上気していた。
(わたし彼女に見つめられているうちに・・・)
恥ずかしくて彼女の顔を見ることができなくなる。
美里は揃えた自分の膝を見つめたまま後ろからパジャマのズボンを脱いだ。
ほんの少しアイボリーの入った白いショーツが美里の股間を隠していた。
しかし薄い生地は薄っすらと美里の繁みを映し出している。
そのさらに奥は滲みだした体液で透けてしまっているのだろうが、本人にはそれを見ることはできなかった。
張りのある太腿が2本伸び、それが作る隙間が身体の細さをアピールしていた。
膝まで下げ終わった時、美里は迷っていた。
お尻をついて続けるのか、いったん立ち上がるべきなのか・・・
どちらが綺麗に見えるだろう・・・
(わたし誰に見せようとしてるの?)
迷った末に美里はお尻をつくことに決めた。
ただ真正面に向かうのはさすがに恥ずかしい。
美里は窓に対して身体を横に向けた。
スルッと降ろした後には長い脚が綺麗なアーチを描いていた。
「身体を窓に向けて・・・」
予想通りの命令に美里は覚悟を決めて身体を向ける。
瞳は閉じたままにしている。
(脚を開いて・・・)
どうせそう言われるに決まっている・・・
携帯の命令を先読みした美里はそっと両脚を開いていた。
(彼女はどうしてる・・・?わたしを見てる・・・?)
窓に向かって両脚を開いた美里はそんなことを思っていた。
きっと、自分をジッと見つめているに違いない。
そうでなければ自分はどうしてこんな恥ずかしい格好をしなければいけないの?
彼女に見て欲しい。
彼女に触れて欲しい。
(早く命令して・・・目を開けろと命令して!)
携帯に向かって美里はそう念じていた。
「さあ、触って・・・」
(違う・・・そうじゃなくて、目を開けろって・・・)
「い、嫌です」
初めて拒否する言葉を口にしていた。
そのまま携帯からの声が聞こえなくなってしまった。
(どうしたの?)
(もう一度命令してくれないの?)
(わたし、わたしはもう・・・)
目の前にいるはずの彼女に見られているというだけで、我慢ができなくなっている。
疼く股間を思い切り弄びたい。
それを彼女に見て欲しい。
そして自分も彼女を見ていたい。
美里を見て興奮する彼女の痴・態を見ていたい。
「あの・・・目を開けてもいいですか?」
思い切って美里の方から口を開いてみる。
「・・・」
しかし返事は返ってこなかった。
(どうしよう、もう一度聞こうか・・・)
無音の携帯に向かって声をかける。
「目を開いていいですか?」
それでも返事はなかった。
急速に不安がつのってきた。
同時にこのシチュエーションが不自然であることに意識が向かう。
(わたし、何をしてるの?)
慌てて開いていた両脚を閉じると、美里は瞼を開いて携帯を取り上げる。
(!)
携帯の液晶画面には待ち受け画が表示されていた。
美里は通話記録を表示してみる。
最後の通話は夕方にかかってきた彼氏からのものだった。
(どうして・・・わたしだれと話していたの?)
カーテンの開かれた大きな窓には白々と夜があけていく街の風景が映されていた。
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