- 名前
- taichi
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 正直若いころに比べて女性にに対してもSEX対しても臆病になっているところがあります。...
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しせん
2011年07月16日 12:02
大きくなってる・・・
自分を見つめる裸の眼球がその大きさを増したようだ。
さっきまで見えていた時計も眼球の影に隠れて見えなくなっていた。
もう視界の半分以上が失われてしまっていた。
瞳孔・・・
中心にはぽっかりと穴が空いていた。
ソフトボールくらいの大きさの穴。
眼球はどんどん大きくなっていく。
このままだとあの中に吸い込まれてしまう。
あ~どんなに気持ちいいのだろうか・・・そう思った。
(み、て・・・わたしを見て)
いつの間に脱いでしまったのだろう。
床には白いブラウスとグレーのタイトミニが投げ捨てられ、その上にベージュのブラが落ちていた。
ただひとつ残されているはずの赤いパンティもかろうじて左の足首にひっかかっている程度だ。
流れ出る愛・液が黒いレザーソファーを濡らした。
(なんて淫・らな・・・ここは職場なのに)
わずかに残る真理のモラルがそう言っている。
だが欲望には勝てない。
指の動きが速まり、ついには丸く開かれた唇から喘ぎ声が洩れ始めた。
「あ、ああ、いい、いいの、見て、お願いもっと近くにきて」
「ほら、ほら、わたしのあそこがこんなになって」
「もう、もうだめ・・・わたし我慢できそうにない・・・」
この快感を少しでも長く楽しんでいようと真理は果てることを堪えていた。
果ててしまいたいのだが、終わってしまうことが嫌だった。
「やだ、まだいきたくない・・・おわりたくない」
ならば指の動きを緩めればよさそうなものだったのだが、さらに激しさを増してしまう。
「だめよ、だめ!やだやだやだ、いきたくない!」
「やめて、止めて、出ちゃう、何かが出ちゃう~」
「あっ、あああ・・・」
両脚をピンと伸ばして真理は達した。
ガクガクと揺れる身体がソファーから落ちた。
・・・
「ふ~ふ~ふ~」
何分くらいそうしていたろうか。
ようやく落ち着きを取り戻した真理はゆっくりと瞼を開いた。
(まだ見てるのかしら?)
しかし巨大な眼球は跡形もなく消えていた。
(あれ・・・?)
眼球のあった場所にポツンと光る赤い粒があった。
(あれはなに?)
真理は目をこらす。
次第に焦点があってきた。
それは監視カメラだった。
「い、いやああああ~」
真理の意識が遠ざかって行った。
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