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かんのうしょうせつ

2011年07月08日 11:38

「り、りん、休憩・・・おお」


再び、幸介に射・精感がおとずれる。


(だめだ、このままでは・・・こんなことは始めてだ。いったいこの女性?)


幸介は自分が作ってしまった倫に驚いていた。
塗り固められた心が表に表れると何が起こるかわからない。
知性とか教養とか羞恥とかプライドとか、そういった手枷足枷が外れたときに、心はどう行動するのか、もう大脳では制御できなくなってしまうのだ。

目の前の女性・器からはとめどなく愛・液が流れ出し幸介の顔に降りかかってくる。
目にも鼻にも口にも。
溺れそうだ。


幸介は倫の身体を引き離そうとするが、しっかりしがみついて離れない。
布団に落ちていたディ・ルドを取り上げると目の前にさらされた女性・器に挿入した。
一気に奥まで入れる。
そして充血している突起を吸った。
何も考えられなかった。
ともすると下腹部からこみあげてくる快・感に飲み込まれそうになる。
何も考えず手と口を動かした。


「あふう」


ようやく倫が幸介のモノを口から出し大きく背中を仰け反らせた。
そこには淫・獣と化した倫がいた。


「おおう、おおお~」


大きな叫び声をあげて倫は腰を動かしている。


「いい、いい、い、いっちゃう~!」


自分の乳首つまみ上げながら達していた。
倫は幸介の根元を強く握った。
それは幸介の射・精を止めるためだった。
そのまま幸介のほうに向き直り、自分の中に迎え入れた。
深々と幸介を飲み込むと腰を前後にグラインドさせる。
騎乗・位の倫は幸介の顔を見下ろしていた。
そこには射・精を我慢する苦痛にゆがんだ幸介の顔があった。
その顔を見たとたん、倫の心の中にはじけるものがあった。


(あなたが、あなたがいけないのよ!あなたが私をこんなにしたの~!)


サディス・ティックな感情も沸き起こる。
しかも同時に確かな愛情も混在している。


「幸介、こうすけ、ダメよ、まだダメよ!」


「幸介、愛してる!愛してるよ~!」


「私の幸介、私のこうすけ・・・」


メスとしての官能女性としての愛情母親としての母性女性の持ちうる全ての感情が発露していた。
今、倫は聖母になろうとしていた。
倫は全てを受け入れそして全てを許せる聖母になっていた。


カルテNo1-4.藤堂倫(とうどうりん)27才独身


【完治】



幸介は蜃気楼にも似た空気の歪みを感じていた。
それは自分と倫との空間に生じている。
半径にして30cm程度の球体、それは確かな力として周囲に作用していた。



幸介は思った。
これで良かったのだろうか?
これから、倫はどうなっていくのだろうか?
俺でいいのだろうか・・・

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