- 名前
- taichi
- 性別
- ♂
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 正直若いころに比べて女性にに対してもSEX対しても臆病になっているところがあります。...
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かんのうしょうせつ
2011年07月08日 11:38
「り、りん、休憩・・・おお」
再び、幸介に射・精感がおとずれる。
(だめだ、このままでは・・・こんなことは始めてだ。いったいこの女性?)
幸介は自分が作ってしまった倫に驚いていた。
塗り固められた心が表に表れると何が起こるかわからない。
知性とか教養とか羞恥とかプライドとか、そういった手枷足枷が外れたときに、心はどう行動するのか、もう大脳では制御できなくなってしまうのだ。
目の前の女性・器からはとめどなく愛・液が流れ出し幸介の顔に降りかかってくる。
目にも鼻にも口にも。
溺れそうだ。
幸介は倫の身体を引き離そうとするが、しっかりしがみついて離れない。
布団に落ちていたディ・ルドを取り上げると目の前にさらされた女性・器に挿入した。
一気に奥まで入れる。
そして充血している突起を吸った。
何も考えられなかった。
ともすると下腹部からこみあげてくる快・感に飲み込まれそうになる。
何も考えず手と口を動かした。
「あふう」
ようやく倫が幸介のモノを口から出し大きく背中を仰け反らせた。
そこには淫・獣と化した倫がいた。
「おおう、おおお~」
大きな叫び声をあげて倫は腰を動かしている。
「いい、いい、い、いっちゃう~!」
自分の乳首をつまみ上げながら達していた。
倫は幸介の根元を強く握った。
それは幸介の射・精を止めるためだった。
そのまま幸介のほうに向き直り、自分の中に迎え入れた。
深々と幸介を飲み込むと腰を前後にグラインドさせる。
騎乗・位の倫は幸介の顔を見下ろしていた。
そこには射・精を我慢する苦痛にゆがんだ幸介の顔があった。
その顔を見たとたん、倫の心の中にはじけるものがあった。
(あなたが、あなたがいけないのよ!あなたが私をこんなにしたの~!)
サディス・ティックな感情も沸き起こる。
しかも同時に確かな愛情も混在している。
「幸介、こうすけ、ダメよ、まだダメよ!」
「幸介、愛してる!愛してるよ~!」
「私の幸介、私のこうすけ・・・」
メスとしての官能、女性としての愛情、母親としての母性、女性の持ちうる全ての感情が発露していた。
今、倫は聖母になろうとしていた。
倫は全てを受け入れそして全てを許せる聖母になっていた。
カルテNo1-4.藤堂倫(とうどうりん)27才独身
【完治】
幸介は蜃気楼にも似た空気の歪みを感じていた。
それは自分と倫との空間に生じている。
半径にして30cm程度の球体、それは確かな力として周囲に作用していた。
幸介は思った。
これで良かったのだろうか?
これから、倫はどうなっていくのだろうか?
俺でいいのだろうか・・・
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