打算-69/見ないで!!

気がつくとベッドに居て、腰を持ち上げられ後ろから突かれている
その時、聞き覚えのある声が聞こえた様に思えて、また気が遠退いた
そして次に気が付くと、口に何かが挟まっていた
・・・・・ああ、フェラチオをさせられているんだ
えっ？後ろにも異物を感じる
ああ、バイブを入れながらしゃぶらせているのね


その時、上から聞き覚えのある声が、今度ははっきり聞こえた
「どうだ梨佳、二本のペニスの味は？」
意味が分からない・・・・・今の声は彼よ
上を見ると大野の優しそうな顔が私を見てくれている

ああそうか。常務さんの後、彼に愛して貰っているんだ
なんだそうか。よかったもう済んだんだ

「俺が着てからでも、３回も往ってたぞ。そんなに中田のはいいか？」
・・・・どう言う意味？
あー、何時もと一緒で頭がスッキリしないのね
「今も入っている中田のも、でかくて良いだろう？」
・・・・・今も入ってる？

梨佳は後ろを向いてみた
えっ、常務に腰を持たれ突かれていた
・・・・・どう言うこと？どうなっているの？

「社長、もう出して良いですか？」
「ああ、ピルを飲んでいるから中で良いぞ」
それを聞くと秀一は更にピッチを早めた

やっと理解が出来たのか、梨佳が喚き出した
「いやー、貴方見ないで!!止めて、見るのイヤー」
そしてまた気が遠退いた


「それではこれで」
シャワーを浴び、身支度を整えた秀一が大野に断わった
ベッドの上で梨佳は寝息を立てている
「女房が放さない訳だ」
「奈々子が惚れる訳です」
「言って置くが、その件はお前が先だからな」
「申し訳ありません」

「そんな事を気にしないのが分かっているから、遣ったのだろう？」
「はい」
「会社は日本一になった」
「はい、世界一にします」
「うん、お前なら出来る。何年での予定なんだ？」
「７年頂けますか？」
「分かった。７年後に会長に退く」
「はい、失礼します」


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