打算-68/毎日だぞ

梨佳が大野に教えて貰った企業秘密は、主人が部長候補に入っていると言うものだった
しかし、常務の中田は別の人間を推しているという

「この秋の移動で、一人部長の空きが出来ると聞きました」
「その通りです」
「うちのも３人の候補に入っては居ても、常務様は他の方を推してられるとか」
「この手の事は極秘なのですが・・・・・合っています」
「何とかうちのに決めて頂けませんか」

女がドレスのファスナーに手を掛けそれを外した
腰の所で止まると、そこに手を当て降ろして行く
屈む胸の何と素晴らしいことか
・・・・・見せ方に慣れている
「ほー、いい身体をお持ちだ」

紫の下着がこれまた厭らしくていい
・・・・・どう、私が欲しいでしょう？朝まで貴方のものよ
もう起たせてくれた？

前に歩み寄ると、男のタキシードを脱がせに掛かった
裸になった男のそれは、ただダラリと垂れ下がっていた
・・・・・何よ、まさかインポじゃ無いでしょうね
「そこに座って頂けて」

男が大きなソファに腰掛けると、女は自慢のフェラチオに取り掛かった
１０分が経ち、少しは硬くなったが到底勃起には至らない
・・・・駄目だ、この人インポテンツだ
「起てられないですか？」
見上げる女の怪訝な目


ユェミーのフェラチオと比べれば子供同然のテクニック
・・・・・然も３６５日、毎日だぞ、疲れていようと関係なしだぞ
可哀想になって来て、助けてやる事にした
「起てましょうか？」
女の目がお願いと訴えている
「うわっ」
と驚き吐き出したのも無理は無い
根元まで飲み込んでいたペニスが、一気に太く長くなるのだ
喉にドンとぶち当たって咳き込むのも仕方がない

「何なのこれー」
「ただのペニス」
見上げる女の目が驚きに変わっていた
・・・・・大きい内に入れてしまわないと
そう考えて、女は男の膝に乗ると入れて行った
・・・・・うっ、中々良い。彼のより少し小さいけど、これもいい

そう思っている内に、霞が掛かって来た


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