シェア-27／初めてのお願い

「大翔の部屋を掃除していて、どうだ？」
「厭らしい本は隠してある」
「オナニーは？」
「ティッシュは屑箱に入っている」
「調べてくれないか？」
「ちょっと、まだオーケーしてないわよ」
「一生のお願いだ」

土下座をしている
このプライドの高過ぎる大貴が、土下座をする？

「貴方が私にお願いしたの、初めてね」
「そうか？」
「ええ、一度もなかった」
「やはり駄目だよな」


「一つ約束して欲しい」
「なにを？」
「貴方とこれからもずっと暮らしたとして」
「としてって何だ？俺は咲希と死ぬまで一緒だと、ずっと考えているのに」
「分かった。有り難う」
「この事は絶対口に出さない？約束出来る？」
「・・・約束する。この事で根に持つ事はしない。嫉妬もしない」

「解った」
「有り難う」
「１０年も一緒に居て、初めてのお願い・・・だから」
「しかし、３つの時から本当の子供だと思って育てて来たのに」
「あぁ、分かっている」
「確かに血は繋がってはいないわよ。出来るか自信が無い」

「咲希なら出来るさ」
「どう言う意味？」
「淫乱で好き者」
「やめた、絶対に止める」
「冗談だよ」
「ふふ、分かっている・・・でもセックスは大好き」
「そうだろう？」
「ただし、貴方とのセックスだけよ!!」
「それも分かっている」


「毎日しているみたい」
「そうだろうな。俺もそうだった」
「凄い量よ。然も多い日は３・４回」
「あぁ、そうだった」
「そんなにして、痛くならないの？」
「なるよ」
「それでも、する？」
「痛さより気持ちよさなんだ。あれ位の歳は」
「女の私には分からない」
「咲希はどうだった？」
「痛くなるまではしないわよ。毎日もしなかった」
「ちんぽを入れてばかりで、オナニーどころでは無かったんだろう？」
「失礼ね。やっぱり止め様かな」


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