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変えるかどうするか?
2007年06月10日 19:47
笑顔で過ごしていますか?
今日の記事は、
最近、コンビニ・スーパーでよく目にするお菓子「ふんわり名人」。コンビニでは“異例”の棚積み販売されたり、スーパーなどでも特設の一角が設けられたり……。なぜこんなにもこのお菓子は注目を集めているのだろうか?
ということで、こちらの「ふんわり名人」を製造する越後製菓株式会社さんにお話を聞いてみた。
まずはこの「ふんわり名人」が、なぜこんなに人気なのかを聞いてみると……?
「こちらの商品は2005年の9月に発売されたのですが、当初はそこまで売れ行きは伸びませんでした。しかし昨年の12月に、ある番組で南海キャンディーズのしずちゃんにご紹介して頂いてから徐々に売れ始めましたね」
人気の理由としては芸能人が好きなお菓子ということで、いろんな番組で紹介したのが大きいそう。しずちゃんだけでなく、他にも山下智久さんや武田真治さん、森田剛さんなど多くの方がこぞって番組で紹介してくれたとのこと。しかし、それはやはりお菓子自体の美味しさがあってこその結果だろう。ではその「ふんわり名人」とは一体どんなお菓子なのか?
「『今までにない食感の米菓』、をテーマに開発から10年近くかけて完成しました。米菓特有のガリガリ感ではなく、口どけの良いふんわりしたお菓子です。味も“きなこ餅”、“チーズ餅”、“ごまだれ餅”と3種類ありまして、懐かしさを求める時代の追い風も受けて好評を頂いております」
実際に「ふんわり名人きなこ餅」を食べてみたのだが、確かに口の中でとろける不思議な米菓。そして、やけにきな粉が懐かしく次から次へと食べてしまう。一度食べたらクセになるとはこのことだろう。それぐらいインパクトのあるお菓子である。
最後にちょっとこんなやらしい質問もしてみた。発売当初と比べると、現状はどれぐらい売れてますか?
「発売当初に比べたらおよそ4倍以上の注文を頂いてます。生産も追いつかないぐらいです。」
お菓子メーカーにとってヒット商品を生み出すことは至難の作業。現在、これだけの人気があるのもきっと社員の皆さんの血のにじむ様な努力があってのことだろう。ちょっぴり不思議な米菓「ふんわり名人」。皆さんもぜひお試し下さい。きっとその人気の秘密が一口でわかることでしょう。
heroも見かけた事があります。
でも、購入するに至っていません。
今度買ってみようかなぁ。
本日は、
箱がABCと三つ並んでいます。
このうち、一つが当たり、二つがハズレです。
「どれか一つを選んでください。どれを選びますか?」
例えば、Bを選んだとします。
すると、出題者はAの箱を開けます。
そうすると、はずれが出て来ました。
「さぁ、このようにAはハズレでした。では、ここでファイナルアンサー? もう一つだけ残ったCに変えてもいいですよ? それとも、Bのままにしますか?」
毎回ひとつを選ぶと、残った方のうち一つを開け、ハズレであることを示し、さらにもう一方の残った箱と「変えるかどうするか」と聞くのです。
貴女はこんなとき、どうしますか?
1「もちろん変えちゃう」
2「自信を持って、断固そのまま」
3「どっちでも同じだよ~」
選んでから、続きを読んでくださいね。
では、正解を…。
正解は1番。
「変える」ことが、ベストの選択肢なのです。
マジッ!?
と思った方は、この内容を読む価値アリですよ。
それでは、ちょっとだけ考えてみましょう。
まず、2番。「断固変えない」という人が、見事当たりをゲットできる確率はどのくらいでしょうか?
これはシンプルに、「最初に選んだものが当たっている確率」ですから、「3分の1」ですよね。
では「変える」という人は、どのくらいの確率で当たりをゲットできるのでしょうか?
ここで、たとえばABCのうち、「当たりがCに入っていた」としましょう。
このとき、最初にどれを選ぶかで考えてみます。
☆最初にAを選んだ場合
このとき、司会者は残るBとCのうち、ハズレであるBを開けてみせます。
その場合、残っているのはC。
よって「変える」人は、Cを選ぶことになり、当たりをゲットできます。
☆最初にBを選んだ場合
このときも同じです。
司会者は残るAとCのうち、ハズレであるAを開けてみせます。
その場合、残っているのはやはりC。
よって「変える」人は、Cを選ぶことになり、やはり当たりを手に入れられます。
☆最初にCを選んだ場合
このときだけ、少し話が変わります。
この場合、残るのはAとB。でもどちらもハズレなので、司会者はどちらかを開けます。
このとき、いずれにしても残るのはハズレ。
その際に「変える」という人は、もちろんそのハズレを選ぶことになり、このときだけハズレとなります。
よって、「変える」という選択をしている人は、「最初にCを選んだときだけハズし、最初にAかBを選んだときは、当たりをゲットできる」ということになります。
すなわち確率は「3分の2」。
「最初の選択を変えない!」という人の当たる確率は「3分の1」だったわけですから、「変える!」という人は、確実に当たる可能性がアップするわけです。
ためしにティッシュを3枚用意して、そのうち一枚の下にペン(当たり)を隠して、お一人で、もしくはお友達と実際にやってみると、「変えた方がいい」ことが実感できるはずです。
もっと分かりやすい状況で考えてみましょう。
これがもし、「100個の箱の中に、1つの当たり」が入っていた場合。
このときに貴女が一個選んだあとで、司会者が残りの99個の箱のうち、98個を開き、そのすべてがハズレだったとします。
「さぁ、残ったもう一つと変えてもいいですよ? どうします?」
こう言われたら、ほとんどの人が「変える」のではないでしょうか。
「自分がランダムに選んだ一つ」と、「なぜか残された一つ」では、確実に後者の方が当たりそうですよね。
これは極端な例ですが、「3個の箱」の場合でも、結局はこれと同じなのです。
ですが、たとえ説明を聞いても、やっぱり誰でも「変えない方がいい」と思ってしまうものです。
「自分の選択は、なぜか当たっている気がする」と信じ込んでしまうのですよね。
一度選ぶことで、選んだものの価値が高まっているため、簡単には変えにくくなるのです。
確かに「変える」という行為によってさらに「面倒さ」や「期待」が大きくなる分、はずれたときのショックがなおさら大きくなるわけですね。
貴女は、「結構乗り換えて後悔するタイプでしょうか?」
話を戻しますが、この3個の箱の話は、実は以前にアメリカのテレビ番組で毎回行われていたゲームの一つだそうです。
また、このエピソードには少し続きがあります。
このテレビの視聴者が、ある女性コラムニストに「このゲームの時、どうすればいいの?」と聞いたところ、彼女は「変えた方がいいですよ」と言ったそうです。
この女性コラムニストはIQが世界最高の人だったそうで、実際にその答えは正解だったのですが、このときアメリカ市民は猛抗議。
「そんなワケない!」
「ウソを書くな!」
という批判の嵐だったそうです。
さらに有名な数学の教授も、「変えた方がいいなんてウソだ」と断言したとのこと。
なぜ多くの人がこれほどまでに反発したのか…。
その根底には、人間の中に、いかに「変えることへの反発心」が強いかを物語っているように感じます。
もちろん、このゲームは特殊な例ですから…。
「選択はいつでも変えればいい」というワケでは決してありませんからね。
ただ今回の話で強調したいのは、「人間はそれほどまでに、無意識に選択を変えることをイヤがるもの」ということなのです。
どんな人でも、今までに信じてきたものや、必死にたどってきた道があるはずなのです。
それを変えることは、ある意味「今までのすべての否定」になることもありますしね。
そんなとき、どんなに貴女が論理的に話していても、相手は決して納得してはくれないこともあるでしょう。
そんな場合は、この話を思い出して深呼吸。
理詰めだけで押し通すのではなく、とにかくゆっくりと相手の気持ちを受け入れて、その上でじっくり話をしてみてくださいね。
人の心の中のベルリンの壁も何時か破られる時が来ると思いますよ。
その時まで健闘を祈ります。
お相手は、heroでした。
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