夜汽車のスナック

この前、日常の食事は大まかに言えば２年ほど前とは変わっていないと書いたのだがよく考えてみれば日常生活形態が夜型に変わって趣も少々変わってきていることから食事形態もかわってきている。　完全な夜型となり仕事にしても午後からだということになれば夜中にもなにかと空腹を覚えてごそごそと飲み物と一緒にゴキブリ親父はキッチンを徘徊する。

で、翌日は普通はミルクティーとトーストで朝昼兼用なのだが、昨晩は夜食を摂らなかったため起床後は腹がさびしく夜食のインスタントラーメンに切り餅を二つ、それに卵を割りラー油をたらし味付け海苔でとろけた餅を拾ってビールで流し込むというような展開でそれを午後の仕事の腹ごしらえとした。

仕事が終わって９時半ごろからのビッグバンドライブに間に合わせるべくアムステルダムに出て７時ごろ餃子定食を１合の熱燗で腹に収め充実したコンサートに２時間ほど陪席した後、１２時をまわって夜汽車に乗るころにはまたもや空腹を覚え駅のファーストフードショップにはいってチキンナゲットを紙袋に包んでもらいがらんとした夜汽車のシートに腰を下ろし耳にはCDの音、缶ビールのプルトップからあふれる泡に手を汚したので読みかけの本を窓際のテーブルに置いた。

それから１時間ちょっとで帰宅して庭の猫を入れ餌をやり、自宅の居間で見逃したニュースショーを横目で眺め、みかんを一つ二つ摑んでそれから屋根裏部屋への狭い螺旋階段を上り日記を物すためにキーボードの前に座る。　今日は少々カロリーを摂りすぎたようだ。