- 名前
- ヴォーゲル
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- 年齢
- 74歳
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- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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300年来の暖かさ
2007年03月03日 10:37
毎晩8時のテレビニュースの終わりに短く天気予報があり、そして月末にはその月の概況が示される。 最高、最低、平均気温、降雨量などが表示されコメントもつくのだが2月末には冬の総括が出る。 毎年、まだ寒いのにもうこれで冬の終わりかという感慨をもつのに今年はなるほどそうだなあ春がきたという気がした。
オランダではいつごろから近代観測法が定まったのかは知らないがここで知らされたのはこの冬の暖かさはこの300年なかったことだと、気温、降水量を比較して、この30年ほどほぼ毎日ここで百姓然とした体躯をスーツに包んだ気象予報官が特徴あるその大きなジェスチャーで後退しつつある頭の生え際前線を見せて解説するのだが、そういえば今年はついに氷を見ることなしに済んでしまった。
コンサートが終わり夜行列車に乗るために吹きさらしのアムステルダムの港のへりを中央駅に向かって歩いても細かい霧を含んだ風もコンサートの熱気のあとでは心地よい。 セント二コラス教会の塔の角で吹いてくる風にしてもこれから迎える各国から訪れる観光客を準備のための温度を1ヶ月ほど早く調節してあるかのようで柔らか味が皮膚に感じられる。
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