- 名前
- ヴォーゲル
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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スーパーの駐車場で
2009年02月20日 04:03
ぼしょぼしょ雨の降る木曜の午後いつものようにスーパーで買い物をして車に買ったものをゴソゴソ入れていると駐車場隅で若いのがキャーキャー言いながらカメラで写真を撮り合っている。 年のころなら14,15歳というところ、中学校の2年生ぐらいか。 それならこの時間まだ学校のはずなのに男の子が一人に女の子が二人、一緒に撮るならそれではシャッターを押してやろうか、と近づいてそう言ったら一人の女の子は喜んだのだが頬のあたりににきびの赤いのがたくさんある男の子が、いやいいから、と後ろずさる。 もう一人の女の子が、このこ人見知りというかシャイだから、、とケラケラ笑い男の子を促すのだが女2人に挟まれたこの男子、はなはだ覇気がない。 突然自分の父親ほどの男に話しかけられて何か後ろめたさでもあるかのようでもあるけれどこの年頃は大抵これが普通だ。 女の子のほうがはっきりしている。
それじゃ、おじさん、毎日いろいろ写真撮ってるから君たちの撮らせてもらえないかい、といってこの何日かの写真を見せてやった。 くったくなく、これおもしろい、これなに、と私のカメラを手にとってみていたのだが男のほうも慣れたのかいいわ、といって横並びになる。 ワンショットだけ撮ってそれを見せ、メールアドレスあるんだったら送ってやるよ、といったらすぐに女の子の一人が私のレシートの裏にオランダの女の子の丸文字のようなアルファベットでアドレスを書いた。
彼女らの足元にポテトチップスやお菓子の袋が散らかっていたのを見られたからか、一人が、これ私たちのじゃないんだよね、と見え透いた嘘をついて笑うのだがこいつら午後の授業をサボって雨だから公園か通りをぶらぶらするわけにも行かずこんなところでたむろしているわけだ。
車を出すとき小さくクラクションを鳴らしたら奴さんら屈託なくこっちに手を振った。
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