- 名前
- ヴォーゲル
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
JOC, S.Lievestro, H. Fraanje,H.Oosterhout
2007年03月06日 09:30
JOC (Jazz Orchestra of the Concetgebouw)
with Stefan, Lievestro, Harmen Fraanje, Hans.Oosterhout
04-03-07 at BIM Huis in Amsterdam
定例毎月第一日曜の演奏会であるのだがこの日はバシスト/作曲で賞をとり昨年念願の初リーダーCDを出して上り調子のStefan Lievestro のバンドをオーケストラに入れ子にした趣向である。 いつもの18人編成のオーケストラに加えて重なるギターとアルト、ソプラノのヤスパー・ブロムを除いて3人が加わる22人であるのでパワーも臨界点まで昇る。
Stefan Livestroのバンドを二年ほど前に初めて聴いたときにはその印象をこのように記した。
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/4633580.html?p=6&pm=c
その後、一年前にこのビムハウスでCD、Breakfast in Walhara発売立ち上げコンサートを行いそのときの模様もこのように記した。
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/28123540.html?p=2&pm=l
このCDの曲はサンプルとして次のホームページのMusicをクリックすれば聴くことができる
http://www.stefanlievestro.com/pages/home.php
その後、近隣諸国内外、各地にツアーをして一応このプロジェクトは一休みにしてるんだとはコンサートの合間の休憩に立ち話をしたこのバンドのメンバーでもありJOCの常任ギターでもあるイエッセ・ファン ルラーの話だった。 実際、帰省後の1月、私の町でこのグループが公演を行ったときにはそれを逃していたからこの日にはもう3月になっているのに互いに新年の挨拶をした次第だった。
その込み合うバーで人の間を縫って飲み物をこぼさないように移動しているときにJOCのピアニスト、ピーター・ベーツ(Peter Beets)に出会いスイングジャーナル1月号に彼のコンセルトへボーでの録音2枚にくわえてジプシーギターとのセッション評(P182)とホットインタビューと題して杉田宏樹のインタビュー記事(P244)を読んだことを言ったら、へえ、しらないなあ、こないだ日本に行ったときのかな、そのこと聞いてないからどんなだったと、せっつくように聞かれ、概要を話したのだけど、詳しいことは次のときに聞かせてほしいと忙しく飲み物とタバコを口にまたぞろどこかに行ってしまった。 彼に関してはこういうことはもう慣れっこで、この演奏会中でもピアニストが変わり、出番がないと前列の開いた客席にすわったりどこかに消えてしまうため指揮のHenk Meugertがマイクで早く来い出番だと促し、バーから満員の観客の中、階段を下りて来る長身のピアニストを眺めながら皆から俺のビールも持ってきて欲しかったなあといわれ笑いを誘っているのもいつもの調子だ。
自分のホームページにも日本語の部分を入れたいというのだがこれではいつのころになるのやら。 いずれにせよベーツのホームページのミュージックの部分をクリックすれば彼の流麗なピアノが聴かれる。
http://www.peterbeets.nl/index.php?quicklink=home
さて、この夜の演奏は指揮者が曲の間に説明したように4月か5月にJOCの新CDを録音すべくそのためのパイロットのための演奏でもあり休憩の間にマネージャーから聞いたところでは10月にこのオーケストラで中国演奏旅行がほぼ予定されておりその折には各種の楽器クリニックとともに中国のビッグバンドファンに印象付けるべくとの狙いもあるCDとのこと、08年には日本旅行ができればそれにももっていけるに越したことも無いと言っていた様に編曲、テンポに曲想がくわわり多様に楽しめそうだ。 ほとんどが仮題になっておりCDになるとどのようになるかわからない。 初秋までにリリースされれば幸いだ。
この夜はStefan Lievestroのバンドの曲を5曲ほど入れながらKurtR osewinkelやBill Evansのものを編曲したものなど計12曲演奏した。
とりわけ特筆されるべきはこの日2ベース、2ドラム2ピアノだったことだ。 スイング調の11曲目、オスカー・ぺティーフォードの曲を2本のベースをフィーチャーしながら徐々にドラム、ベースがペアになり8小節チェースの形をとって互いのバトルを繰り広げたことだ。 オーケストラの連中はニヤニヤしながら彼らのバトルを眺めていながらも、もちろん何回も繰り広げられる間には早いホーンセクションが必死の一指乱れぬアンサンブルをはさんで会場がやんやのエキサイトする山場も作られたのだった。
そこで気がついたのはこの日のバンドのドラムス、ベルギーのジャズヒーロー、トゥーツ・シールマンのドラムであるハンス・オースターハウトはスティーブ・ガッツ張りのトコトコタムタムも叩くのだなと思ったのは The Leaders/Spirit Alive (Challenge Records DMCHR 71060) のガッツを夜中に会場を出て夜汽車で帰宅するときに聞いていたからでもあるのだが、このCDには何年か前にベルギーのジャズフェスティバルの折、トゥーツ・シールマンのバンドのあとにピーター・キングと組んで吹いたテナーのチコ・フリーマンや長くライブを聴いてみたいものだとおもっているベースの名手セシル・マクビーも参加していることだ。
このデジログへのコメント
コメントを書く