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コンフェッション; 観た映画 mar. (2)

2007年03月29日 11:39

コンフェッション (2002)

CONFESSIONS OF A DANGEROUS MIND

113分

監督:ジョージクルーニー
製作: アンドリュー・ラザー
 
出演:
サム・ロックウェル チャック・バリ
ドリュー・バリモアペニー・パチーノ
ジョージクルーニージムバード
ジュリア・ロバーツパトリシア


俳優が自分でメガホンをとって映画を製作するというのはよくあることで, 私は見なかったが家のものたちがよく見ていたテレビシリーズERで有名になった男前俳優が初めて監督したものらしい。

この人の印象は今まで私にはあまり強いものではなかったし、この映画でも作品自体の印象と同じく、監督自身主演ではなく助演としてキーロールを演じ、出番も多いにもかかわらずその印象はあっさりしたものだった。

原作はゴングショーというあまり品のいいとはいえない視聴者参加の、タレント発掘番組というよりお座敷芸を登場させ観客を飽きさせず最後まで演じれば合格、飽きさせればゴングを鳴らして失格にしたことからゴングショーという名がついたもので、アメリカでは有名ではあるのだが、このテレビショーの発案者で司会者である人の自伝を基にしたものだそうだ。 このショー形式が一般にゴングショーといわれ当時のものを日本のテレビでも幾つか見た記憶があるし、オランダでもこの形式のものを10年ほど前にも何シーズンかあり楽しんだものだ。 この伝統はいまでもデイヴィッド・レターマンショーでも変わった形として続いていて喜ばれている。

それに自伝で告白したように、50年代から80年代を通り越してテレビの人気者の陽の部分の影にCIAのスパイとして暗躍したという話をを脚色してあるためかなり手の込んだショー的要素がそれぞれの時代の背景、グッズ、ファッション、色調とともに配されている。 凝ったエンターテイメントとしては上出来の部類に入るのだろうが何度も観ようというような気を起こさせる映画なのだろうか。

その時々で絵をつくるという意味では最近のイーストウッドは上手なものの70年代の西部劇を自分で作っていたときにははカメラの凡庸さが目立ち上手なものではなかったものの話のつかみがつよくあり繰り返してみようという気になるものが多かったことと比べるとこの映画はそれとは対照的だ。

考えてみればエンドタイトルに流れる歌を歌う、監督の叔母にあたるローズマリークルーニーはこの人よりも早くもう70年代から声を聴いておりこの叔母さんの印象よりは監督よりよっぽど強いものである

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