- 名前
- ヴォーゲル
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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久しぶりに昼間電車に乗った
2007年03月24日 12:52
日頃、電車は一週間に一度は利用するのだけれどほとんどが暗くなってから出かけ、夜中も一時を回って戻るものだから景色を見ることもなく、たまに昼間にでかけると日頃暗い闇の中にこのような景色があったのかと妙な気分になって窓ガラスに額を押し付けてまるで3つ4つの子供のようなざまだ。
町の辺りは夜中でも明かりがついていて昼間に見ても印象はあまりびっくりするものではないけれど田園地帯は遠くの森や農家の屋根などが珍しい、といっても全国特別に変わるわけでもないのだけれどヨーロッパの市街地と田舎の境のはっきりしていることにいまさらながら感心する。 辞書でも「自然」の項の第一義が「町でないところ、町のそと」となっていることに納得したのがヨーロッパの様子を見てからだ。
日本の街を抜けても幹線道路沿いにかなり建物が続く様子は北ヨーロッパでは見られないものだ。
中世から栄えたハーレムとアムステルダムの間は距離にして大したこともなく17世紀にもアムステルダムで商売をして馬車で自宅のハーレムから通勤することも普通でもあるくらいな近距離なのにもかかわらずいまだに夜中には完全な闇になるような田舎の自然が残るというのは人の住み方の面白いところだ。
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