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今年は、違うぞ!マートン

2013年02月28日 08:33

今年は、違うぞ!マートン

虎・マートン、キューバ撃ち!セ界打法復活だ

サンケイスポーツ2月28日(木)7時51分配信

 (WBC強化試合、阪神2-3キューバ、27日、京セラドーム大阪)マートン、キューバ撃ち! 阪神ワールドベースボールクラシックWBC)で世界一を目指すキューバ代表との強化試合(京セラD)で、マット・マートン外野手(31)が一回一死満塁で一塁線を抜く絶妙な先制の2点適時打。2-3で敗れはしたが、引退覚悟で臨むM砲に、214安打した2010年打法が復活だ!

 痛烈な打球が一塁線を破る。白球は右翼深部まで転がっていった。無理に引っ張らず、右方向へはじき返す。その姿は、あの頃と一緒だった。マートンが先制の2点打。輝きを取り戻した。2010年に214のHランプを灯した最強助っ人が、猛虎に帰ってきた。

 「グッドだ!! 自分の状態には満足している。いろいろやらないといけないことたくさんあるけど」

 両手に残る好感触に、自然と笑みがこぼれた。これが本来のスタイル。そう、確信したのは一回だった。一死満塁。カウント1-1からO・デスパイネが投じた外角145キロの直球にバットを出した。逆らうことなく右方向へ。二者が生還し、2点を先取した。アベレージも残せるシュアな打撃。これぞ、マートンの真骨頂だ。

 今季にかける強い意気込みが、変貌を遂げさせた。日本球界1年目の2010年は、214安打マーク日本新記録を達成した。しかし、昨季は118安打とその打棒は低迷。原因は進化を求めるあまりの打撃フォームの改造だった。

 「今年ダメならリタイアだ。引退しないといけないだろう」との覚悟で迎えた虎での2年契約最終年。反省を生かし、左足を高く上げていたフォームから、来日当初のすり足に近い体重移動へと原点回帰した。

 沖縄1軍キャンプでも右方向へと強い打球を意識。「あそこ(右方向)からバッティングは始まると思っているのでね」と、納得いくまで取り組んだ。その姿に、和田監督も「去年、一昨年から1年目くらいのマートンを取り戻してほしいという気持ちもあるし、本人もそういう気持ちでプレーしてくれている。気持ちのハリや動きもキレがある動きをしてくれているので、このまま続けていってほしいね」と変わらぬ信頼を寄せた。

 宜野座キャンプ中にはコンラッドやスタンリッジ、メッセンジャーとともに焼き鳥店に出かけた。同じく異国で戦う戦友と、串の数だけ親睦を深めていった。タテジマ4年目。助っ人陣のなかでも古株だ。打撃に頭を悩ませながらも周りに気を使い、チームに溶け込める手助けをする。そういう優しい一面も虎党から愛される要素だ。

 「今までなかった。対戦できて光栄だった。国際的にも強いチーム。そういう中の投手だったと思う」

 初めて対戦したキューバ代表にも敬意を払った。もう大丈夫。あの頃と同じマートンがいれば、猛虎は8年ぶりのリーグ優勝へ、グッと近づく。

最終更新:2月28日(木)7時51分

サンケイスポーツ

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