開幕スタメン目指せ！

阪神・大和、６戦連続打！開幕へ全速前進

サンケイスポーツ2月24日(日)7時51分配信
阪神・大和、６戦連続打！開幕へ全速前進

二回には左前打を放ち、対外試合６戦連続打となった大和（写真：サンケイスポーツ）

　（オープン戦、日本ハム６－１５阪神、２３日、名護）打棒が鳴り止まない。オープン戦初戦で大和がいきなりの３安打。対外試合では６戦連続安打と、振れば『Ｈ』ランプがともる打ち出の小づち状態だ

　「右投手から右方向に強い打球が打てて、よかったです」

　二回一死一、二塁で左前にタイムリーを放つと、六回一死にも左前打。さらに、七回一死二塁では、課題の対右投手で、植村から右前に弾き返し猛打賞となった。

　一回には、二走の上本を送る進塁打（二ゴロ）。「サインが出ていたので何とかつなごうと思った」と小技にも磨きをかけている。

　この日と同じ「２番・中堅」での開幕スタメンが、日ごとに色濃くなっている。伊藤隼と定位置を争う形だが、昨年１２８試合に出場した経験に加え、対外試合６試合で、打率・４１４とアピール度でも、ライバルに追撃を許さない。

　故郷・鹿児島の大先輩で、内野から外野へのコンバートという共通点も持つ福留に師事し、アドバイスを受けてきた。「練習のための練習をするな」との金言に、常に「試合」を念頭に置くように意識した。

　「開幕・中堅」へヒットパレードを続ける背番号０は「結果が出ているので、継続していくだけです」と語気を強めた。手は一切、緩めない。