西岡１番・２塁でデビュー

阪神・西岡が１番二塁で初実戦

産経新聞2月11日(月)18時59分配信
阪神・西岡が１番二塁で初実戦

１回、二塁守備する西岡剛＝宜野座村営野球場(中川春佳撮影)（写真：産経新聞）

　米大リーグのツインズを自由契約となり、阪神に新加入した西岡剛内野手が、１１日の韓国・ＬＧツインズとの練習試合（宜野座）で「１番・二塁」として今季初実戦の場を踏んだ。


　この日は遊撃のレギュラー鳥谷も先発出場し、早くも二遊間コンビがお披露目。打順も早速、リードオフマンを担ったことで、今季のチーム構想の一端が垣間見えた。

　試合は開始直後から降っていた雨が強まり、一回終了後にノーゲームに。西岡には守備機会が巡ってこず「期待していた打球が飛んでこなかったし、ゲッツーの機会もなかったが、今日は鳥谷さんと一緒に試合に出ることが目的だった」と話した。

　一回裏に立った打席では中飛で凡退したが「気分よく打席に立てた。久しぶりに名前がコールされてうれしかった」と、米国で不完全燃焼に終わった２年間からの巻き返しに向けて表情は明るかった。

　２０１０年のパ・リーグ首位打者もまだ２８歳。和田監督は「これからうまくなる年齢。キャンプで調整とかではなく、鍛える部類の選手。新しい西岡を作り上げてほしい」とさらなる進歩を求めていた。（上阪正人）