- 名前
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面白いなぁ~、挑戦したらぁ~
2013年02月19日 08:33
神・コンラッド、右で左でサイクル安打だ!(2/2ページ)
虎党へのサインを終え、コンラッドが車に乗り込んだ。このチャンスを逃すわけにはいかない。僕は全力疾走した。
「『猛虎のお約束』という企画がある。それに参加してもらえないか」
コンラッドは耳にしていたiPodを外し、僕の説明をひと通り聞いた。
「ところで、そんな賭けみたいなことをしてもいいのか!?」
恐竜の時代? から続いているサンスポ名物企画。その歴史を知ると、C砲の目が輝きだした。
「やるぜ!」
僕は事前に“虎のソムリエ”こと上田編集委員や栃山キャップらとひざを突き合わせて、ハードルを考えていた。それは左右両打席でのシーズンを通じての“サイクル安打”。つまり、1年を終えた段階で単打、二塁打、三塁打、本塁打をそれぞれ1本ずつマークすれば、クリアというわけ。見事達成すれば2人の子供に人気ブランド・ミキハウスの服を贈呈だ。
「オッケー! 子供服を今から用意していた方がいいぜ」
満面の笑みで握手を求めてきた。普通の笑顔とはちょっぴり違う。妙に自信満々なのだ。ちなみに昨季のチーム三塁打数は「17」。トップの鳥谷ですら「6」だから、超難しいと思うのだが…。
「実は俺、1シーズンで15本ぐらい三塁打を打ったことがあるんだぜ」
えっ、マジ!? 僕はスマートフォンを急いでポケットから取り出し、米国時代の成績を調べてみた。2012年「0」。11年「0」。10年「1」。09年「2」…。ど、どこが!? 高校時代!? リトルリーグ時代!? どんな昔なんや。
「そうと決まれば、これから俺は三塁打ばかり狙っていくぜ。お前と約束をした限りはな」
16日の中日戦(北谷)では左打席から来日1号を放った。失礼ながら足は速そうにみえない。この日は読谷村の選手宿舎などで充電。これからサンスポの挑戦状を片手に二塁ベースを鬼の形相で蹴ってくれるはずだ。
「オッケーだ!」
何回握手するねんっ!(阿部 祐亮)
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