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【魔法少女っ】50-3、クリスマス会のリハ
2011年12月17日 19:24
「赤鼻のトナカイ」。
演劇部がクリスマス会に行う演劇の脚本案だ。
ストーリーは童謡のそれに即したもの。
配役はトナカイが茜、サンタが小春、魔法のソリが千歳だ。
「今日はトナカイの演技を研究するんだよ」
小春は台本をパラパラとめくる。
「しかしトナカイさんってなかなか見ない動物ですっ」
「鹿でいいのではないかしらですわ」
「鹿は鹿で分かりにくいです~」
「あたしに名案があるよっ」
小春は自信満々に笑む。
「さすが新部長!!」
アイディアがあることに、ふたりは感心した。
「トナカイに聞けばいいんだよ」
ガビーン。
突っ込みに言葉を紡がないふたりだった。
「うーん。千歳は知らないと思うけど、以前あたし達トナカイさんのネガイナー倒してるんだよ。だからそれを再召還すれば」
「それ、動物さんじゃなくて動物のぬいぐるみさんですわっ!違いますわっ」
あたふたな千歳。
部室からトナカイのぬいぐるみを見つけ取り出す小春。
「んしょ」
その額に白いカードを貼りつける。
ラウンドドライバをかざし、念じると。
ずぎゃあああん
トナカイのぬいぐるみは人間サイズに巨大化した。
「怪物の姿じゃないですっ」
「浄化した後に再構成したネガイナーは怪物にはならない、と知識にかじりましたわ。実際に見たのは初めてですわ」
「では早速聞いてみよう。トナカイはどんな挙動なのか」
「トナカイトナカイ~!」
三人ともズコー!!!
続く!
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