- 名前
- たかふみ25
- 性別
- ♂
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】47-5、めちゃモテ婆さん
2011年12月04日 03:12
「何?」
「お邪魔するにょ~」
娘が謎の老人を連れて帰ったから驚く母親だった。
「かくかくしかじか」
「なんとぉ!核核鹿鹿っ」
そして事情を飲み込むのも早い。
一回オモテ。先攻、ミネルバネガイナー。
「美しい淑女になるならば、やはり、食べ物からにょ~」
恵に鍋料理を振る舞うミネルバ。
「肉を食べ過ぎればがんになる。じゃが、野菜ばかりの食事ではカッケになる。魚ばかりでは寄生虫にやられる。キノコは量を取ると毒になる」
果たして、それらを組み合わせた鍋料理だ。
「まるでちゃんこ鍋ね。お相撲さんが取る食事では太るんじゃ」
恵の母は心配げに言う。
「娘さんの場合、少し太った方が良いにょ~。特に胸周りが足りない。筋肉質でなんか頑なな感じだから、少しは緩めた方が良いにょ~」
「なるほどなるほど」
恵母はメモを取りまくる。
「こうして鍋を囲む食卓にも慣れていないようだにょ~。そういうのは馬鹿にできないにょ~」
「参考になります」
「いやいや、わちきはイッカイのサプリメントに過ぎないにょ~」
翌日。
「メグッペ、つやつやだぁ~」
頬をツンツンするあきら。
「う~。やめろよ~」
「あらあら。なるほど、なるほどね~。食卓からの改善。うちの貧乏暮らしでは無理な策だわ~。うふふ」
妙に納得する琴。
一回ウラ。琴の攻撃。
「あらあら」
「あらあら」
「まあまあ」
「まあまあ」
「うふふ」
「うふ……ってなんじゃこりゃあ」
「呼吸法よぉ~♪」
呼吸だったのか!
そんなやり取りをしつつ、中等部校舎に向かう。
「いらっしゃーい」
さんしな小春。
「こんにちはですわ」
千歳(松葉杖)もいる。
「スポンサー兼ですわ要員」
「あらあら、なるほど~」
「じゃあ、早速行ってみよ~」
演劇部の衣装部屋に引き摺り込む小春。
「ミッションスタートですわ!」
次回へ続く!
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