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Shall we dance?-ギア版
2009年04月23日 13:20
プロフにも図々しくも書いてしまったんだけど。似てる俳優、リチャード・ギア(笑)な、訳ないだろう!大体、彼、日本人じゃない。どうしたら似るんだよ。当たり前な話。でも、これ自分で言った訳じゃない。タレントスクールで、講師が生徒を前に自分を評して言ってくれた言葉。我がクラスのリチャード・ギアって。それで、未だに調子こいてる訳…で、ギア様に勝手に好意を抱き(いえ、決してよこしまな愛情などではありません(爆))、注目もさせて頂いている。それが、大好きなShall we dance?のハリウッドリメイク版の主役ともなれば当然何度も見ることになる。ギアはあくまでもギアでとにかく魅力的。彼の華やかさは、主人公を役所版とは異質にする。ある意味ハリウッドらしくした。ジェニファーロペスのヒロインは設定も変え、彼女の魅力を上手く引き出している。ただ、この作品のヒロインは自分の中では、草刈でなければならない。で、ヒロイン像も忠実なリメイクを望んだ自分には、違和感が拭えなかった。もちろんジェニファーは、自分にとっても十分過ぎる魅力的な女優で、そのことに何も言うことはないんだけど…
ただ、登場キャラクターなどは、結構よく似せていたりして可愛いいなって、思えた。両方見較べた日本人には軽い優越感とくすぐったさがあるような。まあ、とにかく無条件に楽しめばいい…
でも、気になったこと。最近、ハリウッドが、アジアの映画をリメイクすることが多い。巷間言われているのは、ハリウッドの企画力の貧困化と活力の喪失。要は衰退と言うこと。例えば、主人公の中年サラリーマン。アメリカと日本では、共通する問題もあるだろうし、明らかに違う背景もあるだろう。ましてやテーマの社交ダンス。両国における歴史、文化的、社会的な位置付けはまったく異なるはず。その辺りの掘り下げ、映画の物語構成全体との整合性はどうなのか。結局、それなりのリメイクでは、それなりの底の浅いB級作品にしか仕上がらないはず。この作品においても。まねは所詮まね。本物は越えられない。大戦前夜と言う非常時になお、風と共に去りぬと言う偉大な超大作を生み出せたハリウッドの偉大な創造力の再生が再生されることを…
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