プレゼン後の打ち上げで、女性部下と命令ゲームを…（その40）

（その39より）…ジェネラルマネージャー（GM）の亮子（仮名）と、セクレタリーの文香（仮名）が、再びバスローブを纏い、ベッドに腰掛けた。

僕は

「今度は文香から、ボールを引きなよ」

と、応接セットの机に置いた、抽選のボールが入った箱から、ボールを取り出すように言った。

文香は、箱の中に手をつっこみ、暫くボールを探すような仕草をした後、再び腕を箱から出した。

その手にしたボールには、残念ながら

“当たり”

とは書かれていなかった。

…またもやこのまま誰も、“当たり”ボールを取り出すことが出来ず、そのまま3週目となり、愈々徹が3回目のボールを引く番となった。

徹は、箱に近づき、ボールを取り出した。

すると、そこには…

徹が、期待していた

“当たり”

の3文字が書かれていたのであった…

徹は、拍子抜けした顔をして、そのまま腰を抜かしそうになっていた。

徹が、少し虚ろな目で周囲を見回した。

早速僕は

「まさか…このグループのボスに命令することなど…ありえないよな」

と、少し睨んで徹にプレッシャーを与えた。

徹は、ビクッとしながら

「それは…有り得ません…」

と、ビクビクしながら答え、更に次のように続けた…（その41へ続く）