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西岡甲子園デビュー!

2013年03月07日 08:19

西岡甲子園デビュー!

虎・西岡、輝く1球目打ち!竜3連倒口火

サンケイスポーツ3月7日(木)7時51分配信

 (オープン戦阪神2-1中日、6日、甲子園西岡甲子園初見参で上々デビューや! 阪神西岡剛内野手(28)が中日戦に「1番・二塁」で出場し、2安打四球の活躍で2-1勝利に貢献した。今年初の甲子園での戦いに、「初回にホームベースを踏むのが僕の仕事」と先制ホームを踏むなど自覚も十分。虎の「新1番打者」が聖地で輝いた。

 電光石火で勝利への道を切り開いた。西岡が全打席出塁の2安打四球。空席が目立った甲子園アルプスも、その存在感に酔いしれた。トップバッターの適性を聖地初試合で証明した。

 「1番としての仕事をきっちりとできた。初回に最初にホームベースを踏むのが僕の仕事。しっかりできてよかった」

 一回二死一、二塁。二塁上で足を鳴らす。打席にマートン。白球が中前に落ちた直後、本塁を駆けた。アッという間の先制点。すべては背番号7のバットから始まった。

 「ストライクゾーンにきたら、もともと1球目から打っていくスタイル。振っていく中でタイミングも合ってくる。いい反応だった」

 「1番・二塁」で先発。その1打席目だ。中日の先発右腕・西川の初球の132キロ直球。甘い球を見逃さない。逆らわずにバットを合わせ、左前へ。続く大和への初球でスタートし、三ゴロで二塁到達。スコアボードに「1」を刻み込む先導役を担った。2打席目も初球を中前打、3打席目は再び西川からストレート四球。竜倒をけん引した。上本がけがで離脱後、出場した3試合はいずれも「1番」を託した和田監督もうなった。

 「ファーストストライクからという気持ちが出ている。先頭が出る、出ないで後が変わってくるし、勢いがつく。初球からガーンといくところを持っているのが西岡だ」

 虎の1番といえば、真弓や今岡らパンチのあるタイプや足で魅せる赤星らがいたが、新たな1番像で不動の地位を築く予感だ。移籍後、タテジマで初見参の甲子園大阪桐蔭高の3年夏に足を踏み入れ、ロッテ時代には通算62打数25安打打率・403と暴れてきた。「土は今と夏場でも変わる。風? 高いフライじゃないし褒めちぎらないで」。口元に充実感が漂わせた。

 キャンプからオープン戦突入し、疲れも蓄積する時期だが、入浴時にパワーを取り戻す。ロッテ時代からサポートを受ける「SEV」(健康器具などの製造・販売)から提供された100万円超の機器相棒。特殊な電気エネルギーで体内環境を整えるモノだ。リラックス時間が、グラウンドでの仕事を支える。

 今は結果より内容を重視する。とはいえ結果は申し分なし。ならば内容は? 「これ以上求めることありますか?」。報道陣を見渡し、ニヤリと笑った。

 「開幕までまだまだある。過剰にならないように。優勝とかわからないので落ち着いていきましょう」。昨季は7勝16敗1分けの竜相手に、練習試合も含めて3連勝。周囲のワクワクは止まらない。

このデジログへのコメント

  • あ-たん 2013年03月07日 12:16

    もうオープン戦のシーズンなんですね!
    日々暖かくなるわけですね
    今年は優勝できますかね!?

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