今年もどうぞ宜しく御願いいたします！ヒーやん！

７日出る！阪神・桧山“超順調”仕上がり

サンケイスポーツ3月2日(土)7時51分配信

　阪神・桧山進次郎外野手（４３）が１日、３月７日のオープン戦・ロッテ戦（甲子園）で今春初実戦に臨むことを明かした。左鎖骨骨折で出遅れていた２０１２年よりも早く、３月９日から出場した１１年と比べても“超順調”の仕上がりぶりだ。神様が早々に戦闘モードに入った。

　肌寒い甲子園を、一振りで熱くする。代打の神様・桧山が例年にない早い仕上がりで、３月の聖地に見参する。従来と比べても、けがを負いながらなんとか開幕に間に合わせた昨季と比べても、超速の仕上げだ。言葉にも自然と力がこもった。

　「何度も言っているけど去年と比べても差は歴然。７日から出ますよ」

　金本が去り、チーム最年長として挑む決意のシーズンだ。プロ生活で２２度目の春。その一歩目は本拠地から踏み出す。

　沖縄・宜野座でも充実の日々を過ごした。昨年のキャンプは、オフに負った左鎖骨骨折からのリハビリが主だったが、今年は宿舎でも個人トレーナーの仲田健氏（４３）らとトレーニングに打ち込んだ。同氏も「３３、３４歳の体を維持している」と目を見張る。

　帰阪後も、開幕へ向けて順調に歩を進めてきた。この日も甲子園で行われた全体練習でフリー打撃などを行い、快音を連発。さえぎるものは、何もない。

　昨季の初実戦は、けがの影響で３月１８日の教育リーグ・ソフトバンク戦（鳴尾浜）となったが、それよりも１０日以上早い登場だ。今年と同じように順調だった２０１１年に初実戦に挑んだ、３月９日（楽天戦、甲子園）よりも早い実戦。順調さが呼んだ、異例の超速お目見えだ。

　水谷打撃コーチも「そら、あいつはよう練習しとるよ。いつでも出られるじゃろ」と全幅の信頼を寄せる。今年も、ここ一番で頼れるのはやはり桧山だ。

　「今は野球ができているから、順調だよ」

　代打打点「９８」で、八木裕（２軍打撃コーチ）の持つ球団記録に並んでいる。新記録も超速で、開幕早々に飛び出しそうだ。