- 名前
- たかふみ25
- 性別
- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】65-1、ラストバトル!?
2012年03月15日 19:59
悪の根城、ネオバビルの塔は広大な砂漠の砂嵐に隠されたかのようにそびえ立つ。
では、その砂漠はどこにあるのか。決して鳥取県ではない。
はっきり言ってこの世界に根を降ろす普通の人間は誰も知らないし、判る筈もない。
端的に言えば、ワッフル的な異世界的な空間と言うわけだ。
それが何なのか、何処なのか、なんでやねん。誰も知らない。
わかっているのはネオバビロニアの幹部が往き来できたって事だ。
過去形で書いたのは松並先生の例があるからだ。
「ぴよぴより!」
背中に乗れというアドルフ。
変身を解いた茜達が迷わずに乗り込む。
「ちょっ。心の準備とか別れの挨拶とかないのですか~!」
松並先生が抗議する。
「とっくに覚悟と準備は出来てますわ」
三年の実績ある千歳はそう答えた。
「大丈夫。大丈夫~。ちょっと行って帰ってくるだけだから」
軽い小春。
「別れの挨拶なんてしませんっ。わたし達は絶対帰ってきますっ」
負ける気がしない茜。
「麻衣子先輩はどうします?」
4月には街を出る麻衣子にはこの闘いで街を守る義理もないはずと踏んで小春は尋ねた。
「もちろん、最後まで付き合うわよ」
麻衣子もアドルフの背中に乗り込んだ。
「死亡フラグは立てないクポー」
久保田先生も松並先生に別れを告げず、妖精姿になって乗り込む。
「これで全員サラ。松並松見、留守は頼んだサラ」
サラも妖精姿になって乗り込む。
「ちょっ……!」
一方的な皆に抗議続ける松並先生の声を、はためく音がかきけす。
「ぴよぴよっ」
離陸するアドルフ。
「ぴよぴよ!」
旋回するアドルフ。
「ぴよ~」
空中のポケットに消えるアドルフ。
しーん
河川じきに取り残された松並先生。
この世界は沈黙が支配していた。
人々は皆、立ち止まっている。時が止まっているかのような感覚だった。
しかし、時は刻々と流れている。
世界だけが停止したのだ。
もちろん、立ち止まっていない人々もちらほらいる。
教会。
「始まったみたいだずね」
祈りのポーズから立ち上がるシスターはレイチェルだ。
「最後の闘いだず、おめだもたもたすんな」
「ほへ?」
教会の休憩室で寛いでるヒガシノ達。
「炊き出しすっぞ!」
「あ、はい。姫様の仰せのままに」
ヒガシノが畏まる。
「炊き出しって、みんな止まっているぜ?」
ビクターは窓の外の様子を見て言う。
「ビクター。止まっていない人達もいるわ。その人達をひもじい想いさせられないわ」
ベンサムが説明する。食欲で説明するから判りやすい。
「琴とかずねはお菓子持ちながら、救援にあたれず」
黒電話で琴の携帯に連絡するレイチェル。
「あらあら。みんな世話がやけるわね~。うふふ」
続く!
このデジログへのコメント
ぴよぴよっのアドルフがなんか可愛らしいね☆^^
> ☆あゅたん☆さん
ぴよぴよ!(挨拶)
ぴよぴよぴよぴよ。ぴよぴより♪(嬉しそう)
おっぱいぷるーんぷるん
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