- 名前
- たかふみ25
- 性別
- ♂
- 年齢
- 40歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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たかふみ25さんの04月のデジログ一覧
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2012年04月29日 16:11
昭和30年(1955年)。 美術部室。 「たのもー」 扉をノックせずに入る朱理。 「「たのもー」って、お前は道場破りか?べらぼうめっ」 部室で待ってた教師が汚い言葉と、笑顔で応対した。 「美術の... 続きを読む
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2012年04月27日 05:58
昭和30年(1955年)。 「たのもー」 被服研究部の扉を叩く朱理。そこに迷いはない。 「んー。入りー」 面倒そうな声が帰ってくる。 「失礼します……」 おたおたしながら、ゆっくり開けて入る翔太... 続きを読む
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2012年04月26日 06:03
昭和30年(1955年)。 翌朝。 朱理と翔太はなぜか仲良く一緒に登校する事に。 憮然とする翔太。 「どうして僕が朱理と一緒に行かなきゃなんないんだよ」 と不満を腹に溜めていた。どうせ同居(建物... 続きを読む
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2012年04月25日 19:37
昭和30年(1955年)。 「おやおや、まあまあ」 翔太の母が帰宅し、その場面に居合わせた。 勝手にひとの土地に踏み込み、勝手に家を建てた怒りを表すかと思いきや。 「どうせなら同棲すればいいのに... 続きを読む
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2012年04月24日 22:09
昭和30年(1955年)。 「何がどうせなんだ?」 噂が立ってる二人が別々に帰ったら、茶々入れられるとでも思っているのだろうか。 そこまで生徒の皆は暇ではないわけで、朱理の取り越し苦労だろう。 ... 続きを読む
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2012年04月23日 15:03
昭和30年(1955年)。 「今日から一緒に学ぶ、転校生を紹介する」 「ふーん」 クラスの皆は無関心だった。時期外れの転校生は珍しいものではなかった。戦後から経済成長の橋渡しの時期である当時、人... 続きを読む
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2012年04月21日 06:32
演劇部部室。 「世間はゴールデンウィークですっ」 連休を素直に喜ぶ茜。 「あたしゃむしろ忙しいよ」 「庶民は羨ましいですわぁ」 ため息をつく小春と千歳。 小春の母は開店したての蕎麦屋なので、GW... 続きを読む
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2012年04月20日 20:47
アドルフ・ヒットラー。 話は最終決戦の翌朝に戻る。 「ぴよ」 清澄家のキッチンダイニングに改まって座るアドルフ。机上には何枚ものメモ用紙とペン。 「どうしたんです?改まって」 パジャマ姿の茜が向... 続きを読む
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2012年04月19日 19:55
話しは3月中旬に戻る。 卒業式の事だ。 しかしエスカレーター方式の香住学園にとって、中等部の卒業式は簡素なイベントだった。 中等部三年生は次の4月に隣の高等部校舎に通う変化はあるものの、大まかな... 続きを読む
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2012年04月18日 20:17
「ええい、他の奴らはいい、小春達をもっと映せクポー」 そんな事を見越したのか、松見の手紙は茜や小春達の事を後回しにしていた。 「楽しみは後回し」とのことだが、松見なりの嫉妬らしい。 その意を汲ま... 続きを読む
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2012年04月15日 07:03
久保田先生こんにちは。 いえ、隆義さんと呼ぶべきでしょうか。 「えー、突然ですが、久保田先生は退職します」 「ええええええ!!?」 震える校長の発表にどよめく講堂。この僅か一年間で定着化した教師... 続きを読む
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2012年04月14日 05:39
その決戦の夜の事は、街のほとんどのひとが覚えていなかった。 スターリンが施した世界停止の呪法は時間は止めらんなかったので、解除したときには数時間のタイムラグがあったが、翌日には何の変てつもなかっ... 続きを読む
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2012年04月13日 17:50
「合体よぉ~」 「はうぁ////」 琴の提案によからぬ想像をする千歳とサラ。 「その妄想、消すですっ!」 なんとなくわかるから怒鳴る茜。 「きっと凄いことできそうよ~、うふふ」 微笑む琴。 「理... 続きを読む
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2012年04月10日 20:29
「何をするつもりだ」 怨念が問う。答えるように茜達はラウンドドライバを構える。 「最終回にありがちな盛り上がりですっ」 レイチェルからもらったチカラにより、ラウンドドライバは7つとも能力を回復し... 続きを読む
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2012年04月09日 07:26
怨念達は語り始めた。 「たったひとり死ねば、世界は脆く崩れるものだ」 「何の話ですの?」 ピンと来ない千歳。 「お前たちが大切に護ってきたかけがえのないものの話だ」 かけがえのないもの……日常。... 続きを読む
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2012年04月08日 06:58
「おいでなさったですわ」 予想通り、ぞろぞろと敵が現れた。 何しろ敵は怨念の塊、ミサイルやその破片が物理的に壊されようと、地表には降り積み、触れたあらゆるものをネガイナー的な怪物化させるのだ。 ... 続きを読む
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2012年04月07日 10:11
時間が止まっているわけではないので、香住町も夜を迎えていた。 さて、ミサイルはスカイツリー並みの巨大な構築物である。これを撃墜すれば済む問題ではない。 バラバラになった構築物の欠片は大小疎らにし... 続きを読む
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2012年04月06日 19:13
香住町を見下ろす高台。 「……ん。ここなら最適」 有希は街を一望して呟いた。 大陸弾道ミサイルの被害を最低限に抑えるためのバリアポイントに最適だという。 とはいえ、いつ、どの軌道で飛んでくるかは... 続きを読む
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2012年04月05日 05:47
「何かできることがあるですか?」 「あちゃ~。おめだらしぐねえな~。いづもは無理なこどばこなすくせに。とにかく、まだ希望はあるず」 「教会、ですわね」 千歳が嗅ぎ付けるように言う。頷くレイチェル... 続きを読む
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2012年04月03日 03:24
香住町河川敷。 「あ。戻ってきた」 松並松見はぼそっと感想を言った。 「なんとか全員連れ出したですっ!」 「でも、問題は解決していませんわ」 茜達四人と、妖精三名、そしてスターリンと子供ひとり、... 続きを読む
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2012年04月02日 03:13
「過去なんて、どうだっていい」 見えない壁を殴り続ける小春。 「問題は「今」と「これから」だよ!ガキんちょ、あんたは何か言いたい事があって、それを我慢してるように見えるよっ」 殴り続ける小春。冷... 続きを読む