プレゼン後の打ち上げで、女性部下と命令ゲームを…（その１）

ジェネラルマネージャー（ＧＭ）の亮子（仮名）は、ダイレクターである僕とともに、社長へのプレゼンを行なっていた。

内容は、担当事業の次期経営戦略についての報告、説明であった。

このプレゼンテーションの前の晩まで、僕と亮子は、ほぼ徹夜状態で資料作成に追われていた。

資料が完成したのが、社長へのプレゼンテーションの2時間前、即ちほぼ直前であった。

資料の完成後は、ＧＭの亮子と僕で、プレゼンテーションのにわかリハーサルを行ったが…

あとは、プレゼンのうまい、亮子の腕に任せようと、僕は思っていた。

漸く亮子によるプレゼンテーションの順番がやってきた。

資料を大きなスクリーンに投影させ、パワーポイントで作成した説明資料により、亮子はプレゼンテーションを始めた。

亮子は既に、何十回も社長の前でプレゼンテーションを行なっており、プレゼンテーションに関しては百戦錬磨の腕前である。

やがて、予定時間通りに亮子の立て板に水のようなプレゼンテーションが終了した。

その直後から、社長より、矢継ぎ早に質問や指摘事項の激しい嵐が襲ってくる…

社長も、亮子のプレゼンテーションを評価しての質問することが多いが、今回は、さらに突っ込んだ質問をしてくるのであった…（その２へ続く）