穴馬馬券を的中させた、女の穴を独り占めにしてしまい…（その46最終）

（その45より）僕の競馬の的中のための

“御守り”

とするため、陰毛を一気に抜こうと、勢いよく引っ張った彩花は（仮名）

「イタッ…」

と、声を上げたが、その細い、親指と人差し指には、彩花の細く黒々として、縮れた陰毛が、2本程摘ままれていたのであった。

その陰毛を丁寧にティッシュにくるむと

「それじゃあ…的中をお祈りするわ…」

と言うと、僕に渡してくれた。

その後彩花は…

「あたしには、何かないの？…」

と、逆に僕にせがんできたので、僕は

「僕の陰毛が欲しいのか？」

と、尋ねると…

彩花は、笑いながら

「いやあぁ～そんな汚いの…いらないわよ」

と言い、そのまま目を瞑った。

僕は、ゆっくりと彩花の頬に僕の頬を近づけて擦り…

そして、口を彩花の口に近づけて…

彩花と僕は、その日のお別れの口づけを交わし続けたのであった…

彩花の持って来た、タブレット端末画面の背景画には、“オルフェーブル”の顔が表示され、オルフェーブルが、彩花と僕のキスを見つめ、ニコリと笑っているように見えた…

そして、週末のメインレースの結果はどうであったか？

的中すればいいけれど、もし、的中しなくとも…

また、彩花のオナニーを見られることを期待しながら、その結果を待っている僕がいた…（終わり）