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官能エッセー(その6)愛情物語

2010年10月14日 23:24

ネタマンネリしてきましたでしょうか?

こんな話はいかがでしょうか?

 ■愛情物語
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  ●指の動きだけを感じて

  「ラブホテルだから、子供が泣き出して、ストップして…
   なんだか萎えちゃった。っていうのもないし、ね」
  「つばさには申し訳ないけど、たまには、いいわよね」

  「そうそう。たまにはね。つばさだって妹か弟がほしいだろうし」
  「一緒にお風呂入るのも、ひさしぶりね」
  「たまにはいいだろう? つばさを預かってくれた、
   お姑(かあ)さんに感謝」

  ラブホテルの広い浴槽に、向かい合って浸かりながら
  玲子は夫の司に、指鉄砲で湯をかけた。

  「いくつになったんだい?」
  司があきれたように、攻撃を返してくる。

  「いつも、つばさとお風呂でこうして遊んでるのよ」
  「そうか、でも今日は僕がママを独占だ」

  バスローブの下には、これから愛し合うにもかかわらず、
  玲子は、いつもきっちりとショーツブラジャーを着けていた。

  司が、脱がせるのが好きなのだ。
  大きなベッドに横たわり、目を閉じて
  玲子は夫の指の動きだけを感じている。

  「女の人の下着って、どうしてこうも繊細なんだろうね。
   力を入れたら簡単に引きちぎれそうだ」
  
  言いながら、司は熟知した妻の身体の、
  敏感な部分をわざと避けて、下着をはずしていった。

  「どうしたのかな? もう、感じてる?」
  二人の間にはつばさという、可愛いが手のかかる、
  少しも目を離せない2歳の男の子がいる。

  「……久しぶりだからかしら……私……すごい勢いで、
   みだらになってるわ、もう淫……」

  ストップと言って、司は玲子の唇をキスで塞いだ。
  「淫乱なんかじゃないよ。自分に正直になってるだけだ。
  僕の前でだけ乱れる分には、とてもきれいで魅力的だよ」

  もっともっと乱れてほしい。
  僕をもっと欲しがって、と司は言う。

  「でね、うさぎ好きの君にプレゼント
  「なあに?」
  「かわいいんだよ」
 
  きれいにラッピングされた箱の中から出てきたのは、
  やわらかいぷにぷにした感じの、ピンクうさぎだった。

  「これ、なぁに?」
  「ラブグッズだよ。ほら、ここをこうして……」

  司がスイッチを入れるとうさぎの耳と両手、
  それに小さな口から出ている舌までが、
  プルプルとうさぎが動きだした。

  「なんだか、恥ずかしい。」
  「通販だからね。君の名前で買っちゃった」
  「ずるいわ」
  
  「ね、試してみようよ」
  「ここの輪っかは、どうするの?」
  「それは僕の男性自身にはめて、僕と君にバイブレーションだよ」

  ●舌がぺろぺろと

  最初は玲子の感じやすい首筋に。
  続いて豊かな白い胸、乳首を刺激して勃たせた後、
  下肢に移って淡い柔毛をかき分け、
  もっとも敏感な秘密の奥の方へと、
  司は、そのラブグッズのうさぎをゆっくり移動させた。

  「ほら、うさちゃんの舌がぺろぺろと
 玲子のクリちゃんを刺激してるよ。……少し濡れてきたね」
  「……あ、あん……ねぇ……」
  「なんだい?」

  「ちゃんと……あなたでイカせてね?
   こういうグッズ、嫌いじゃないけど……」
  「好きだろう?」
  「……うん。そうね、見た目はかわいいし、
   嫌いじゃないわ。一人Hのときはいいわ。
   でも、あなたとのセックスでは、ちゃんとあなたでイカせてね?」
  「了解。ここのところ、ずっとつばさに君を独占されて、
僕も欲求不満気味だよ。ちゃんと最後は僕でイカせてあげる」

 でも、1回目は。そう言って司はラブグッズの輪の部分を、
  自分のペニスに装着した。

  「うん、くるね、この振動。これではじめは
   玲子を存分に楽しませてあげる」

  司は妻のしなやかな身体をだきしめて、
  胸のポイントをそっと吸う。

  「まだ、お乳、出るかな?」
  「いやぁね。もうつばさはとっくにミルクに替えちゃったわよ」
  「なら、僕のミルクを玲子のに注いであげるよ」

  「あのね……うんと時間かけてほしいの」
  「いっぱい楽しみたい?」
  「セックスに時間をかけると、女の子ができるって聞いたのよ」
  「そうか。じゃ、次は女の子だね」

  いつにない濃厚な夫婦の時間だった。
  子供のことが気にならないわけではなかったが、
  たまには羽目をはずして夫婦生活を堪能するのも、
  仲良しの秘訣だ。

  今夜はそこに、かわいいうさぎまで乱入した。

二人で楽しめる大人のおもちゃなら、それもすてきでいいわ。
  
  と、普段は慎ましやかな母親の顔ばかりを見せる妻が、
  今夜はみだらに可愛く燃え上がる。
  
  夫はそれにある種の感動を感じて、妻に奉仕した夜だった――。

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今日はいかがでしたか?

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