記憶-36／前は居た？

食事は自分で食べる・・・無茶な事をトレーナーさんは言います
お箸は持てませんが、ホークとスプーンで食べる練習
時間が２倍は掛かる・・・いや、もっと
でも、こんな普通の事が、有り難いと思えた


ギブスが取れて４日後も、まだオシッコは一人で出来ません
母に拭いて貰っていると、大きくなった
「もう、一人で・・・出来るの？」
「まだ当分は力が入らないから無理」
「出して欲しい？」
「勿論」
一度舐め合ってからは、何回かしていた
何も言わなくても、ビデを使いに行く
「母さん、お願い。洗わないで」
「そんなの、嫌よ」
「お願いだ・・・母さんの匂いを嗅ぎたい」
迷っている
誘惑に負けた？・・・嗅いで貰いたいと言う
「恥ずかしいわ」
そう言いながら、跨いで来た
クンクンと鼻を鳴らして嗅ぐ

「厭らしい・・・母さんの匂い」
「いやー、止めて」
ぺロッと舐めると、ビクンと凄い反応
下からお尻に両手を添えて、舐め回す
頭を掴む手に力が入り、背中が後ろに反った
グリグリと押し付け、腰を振って来る
「俺のもしゃぶって」
「待って、もうすぐなの・・・待って、いぃー」
あーあ、往ってしまった


「ご免なさい。すぐにする」
「いいよ、もう一寸後で・・・抱いていて」
「いいの？」
グッと抱き締めて来た
５分は抱いていた
下に降りて行くと、両手で掴み先だけ咥える
被せた唇と舌で刺激しながら頭を振る
誰がこんな技を教えた？・・・親父がか？絶対に違う
「それ気持ちよ過ぎる・・・誰に教えられた？」
「拓海に」
「教えてない」
「うとうすん」・・・お父さん？
「嘘だ」
「今、良い彼いるの？」
「うまはいない」
「前は居た？」
だんまりか？・・・そうか、居たんだ・・・よーし
ずっと舐めさせて置いた・・・疲れるまで

「出そうにない？」