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成程話:心のハグ
2013年10月15日 18:47
マーシー・シャイモフ氏の心に響く言葉
やさしさを示すことは身体にもいいという研究結果が出ています。
免疫機能を高め、肉体的苦痛を和らげ、ぜん息や不眠の症状を軽くし、さらには、ダイエットにも効果があるそうですよ!
「思いやり」のもう一つの効用は、「ヘルパーズ・ハイ(支援者の高揚感)」を経験できること。
たとえ相手があなたの善意に気づかなくても、ただやさしさをもって他者を見守ることも愛情の一つです。
ライターのキャロルは、この感情を増やす楽しい実験をしているそうです。
彼女は毎朝自転車通勤をしていて、多くの歩行者、ランナー、自転車に乗った人々とすれ違いますが、そのとき心の中で「愛のビーム」を発するようにしているそうです。
ある日、「抱きしめる行為(ハグ)が健康にいい影響を与える」との研究報告を読んだあと、彼女は毎朝の「愛のビーム」を改良しようと思い立ちました。
そこで、すれ違う人に「愛のビーム」を送るだけでなく、「心のハグ」をしようと考えたのです。
すれ違う老若男女を一人ずつ心の中で抱きしめ、温かく真心のこもったハグをしました。
すると、心のハグをするたびに、体内のエネルギーがどんどん強まって、より愛情深くなるのを実感したそうです。
6秒以上誰かを抱きしめると、オキシトロンやセロトニンといった気分を高揚させる科学物質が分泌され、他者との絆を強める作用が働きます。
この他にも、ハグは血圧を低くし、免疫機能を高め、身体的な苦痛を和らげる効果があります。
また、何かをしている場面を「想像」するとき、「実際」にその行動をしているときと同じ脳の中枢が働いています。
空想の中でハグをした場合、脳内では、報酬中枢から細胞へと、心地よさを感じさせる科学物質がせわしなく送られており、島皮質も活性化されます。
これは、頭の中に思い描くだけで、実際に人を抱きしめたときと同じような心地よい感覚を得られるということ!
『確実に自分を変えていく法』(茂木健一郎訳)三笠書房
マーシー・シャイモフ氏は、人に優しさを示す時は決して見返りを求めてはいけないという。
見返りを期待した場合、それがないことがストレスや苦しみのもとになるからだ。
言葉や態度で示すという、目に見える形で「愛情」や「優しさ」を示すことはとても大事だ。
しかし、見返りを求めない「愛情」や「優しさ」は更に大きな陰徳を積むことになる。
出会う人、出会う人に、心の中で「愛のビーム」を発し、「心のハグ」をする人でありたい。
このデジログへのコメント
良い事聞いた。
ありがとうございます。
仮面紳士さん:こちらこそ読みにきて下さって有難うございます
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