- 名前
- たかふみ25
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- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】46-5、布団が吹っ飛んだ事件の顛末
2011年11月29日 20:02
今日のスターライトとチャウシェシュクの闘いは大きな騒ぎとなった。
何しろ病院の屋上で繰り広げられたのだ。階下の患者たちに命に関わる危険を与えてしまっただろう。
「脚が快方に向かっておめでとう、千歳。でも、それはそれ。ちゃんと弁償して貰うわ」
「はぅ~。静はけちんぼですわ」
桜田静は千歳に吹っ飛ばされたシーツの明細を見せた。
「では、シーツ生産を速やかに手配します故」
サラが緑電話をかける。
「乳房……欲しかったな……」
残念がる松本可憐。彼女は病気の手術により若くして左乳房を失ったのだった。単に貧乳に悩んでいた他4人とは切実さが違っていた。
「なんだか、私達の悩みなんて凄く小さなものだったね」
「そやな」
「そうだ。今日から私達はお仲間になりましょう!束の間の美少女戦士体験で五人組んだも何かの縁ですし」
「というわけで喫茶店連れてってくれや~」
「あなた達……ありがとう。乳房は得られなかったけど、かけがえのない仲間が出来たわ。じゃあ、おすすめのカフェを教えてあげるわ」
「早く行こうや~喉が渇いてるんです~」
「可憐さんの奢りでカフェにレッツゴー!」
「ちょっ!のぞみ、なにげに狡猾やぁ」
意気投合する五人だった。
「わぁー良いなぁ。あたしも混ぜて混ぜてっ」
「おおっ!昨日の敵は今日の友って言うか、あんたも貧乳じゃないか!おう!取り込み済んだら合流しよう!決定~」
小春も加わりそうだ。
「あはは。本当に小春は友達作り易いですっ」
茜が微笑む。
しかし、茜と小春には取り込みごとがあるのだ。
気絶した有希の治療と、体調を崩した麻衣子の診察である。
「生理痛ですな」
医師は診察結果を出す。痛みの名前くらい、麻衣子はとっくに知っていた。
「ここ2ヶ月くらいに、痛みが強くなってますな。部活の引退とか、受験勉強とか、生活の変わり目による変化もあるのでしょうな。期間中は極力無理をしない事ですな。徹夜の勉強とかは論外です」
「そうですか……」
どうして、こんな時期に生理痛が強まったのだろう。夢のためにたくさん勉強しなきゃなのに。
麻衣子は自分のからだを恨むのだった。
「まだまだ見つからないクポー」
宝石箱がサラの手元に移動したと知らず、日がくれても校内を探すクポーだった。
ちゃんちゃん
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