- 名前
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- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】45-3、敵も事情あり
2011年11月22日 07:45
ネオバビルの塔。
皇帝ネロの円盤要塞は去り、以前の様子を取り戻している。
「結局、なんだったのだろうな」
サダムが皇帝訪問の真価について疑問を出す。
「やっぱり、観光じゃねーの?」
一難去って緊張感の弛んだスターリンが適当そうに答える。
「ぶぁかもん。これだから若いのはなっとらんじゃあ!皇帝陛下には何かお考えがあったのじゃあ!」
チャウシェシュクの言葉を裏付けるように、手紙がスターリンに転送されてくる。
「お。辞令だ?なになに?」
読み上げる。
「余はアレが欲しくなったから、何でもいいから手に入れて」
アレって何だ?
「多分、皇帝陛下ご訪問の際にやった作戦で、カーマインとコバルトが示し、トータクの鎧を完全に葬り去ったあのチカラの事じゃあ」
「なんでもいいから、ってどうゆう意味よ?」
面倒そうなスターリン。
「恐らく「手段は問わない」って事でしょう。これまで我々はネガイナーカードを通じてチカラを奪うやり方一辺倒でしたが、例えばアレを分析して疑似のアレを造り出して皇帝陛下に献上するのもアリかと」
サダムは言った。
「そーゆーのはあんたの得意分野やん。やーい。墓穴~」
面倒そうに会議室を出るスターリン。
「元帥って、あんなにいい加減だったか?」
「元々じゃあ。4大軍団があったから粋がっていたのじゃあ。それが半減した今……」
実質2大軍団で侵略を続けるしかないようだ。
「だが、トータク殿には惜しかったが、先日の作戦で我々は多く手札を手に入れた。まだまだ余裕は残されているぞ」
サダムは自ら掘った墓穴を埋めに、研究所に向かった。
そのアレの持ち主はというと。
「このもつ鍋が美味しいのよ~」
「うまそうだクポー」
松並先生と飲み会していた。
続く!
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